設楽真輝は小学三年生の時に誘拐され、翌日公園に放置されていた。どうやら誰かと間違えて誘拐されたらしい。それが若干トラウマで、「間違えて人生が変わってしまう」事がなんか嫌だ。で、現在は祖母の不動産屋でお仕事を。なんか不思議な客や管理物件の住人が色々いて、いろんなトラブルに・・・発見された身に覚えのない指輪、騒音クレーマ、金縛りにあう霊障ノイローゼ・・・友人の恋人の痴話騒動にも巻き込まれ、そして相続税が払えないからと依頼に来たのは転校していった小学校の同級生の母親で・・・そんな時自分が誘拐されたあの事件の真相も垣間見えたり・・・そういうお話。
サラッとあっという間に読める軽めのミステリィです。軽めでも各ミステリィしっかりしてて、シリーズ化されたより楽しくなるかもなんて・・・
面白かったです。