
440Hzを限りなく正確に聞き分けられる「よろず屋」。そんなよろず屋に拾われた、音感が良すぎて日常ノイズに苦しむ気のいい金髪ヤンキー。そんな二人のところへ依頼を持ってきたのは、傍若無人なお嬢様で神童系ピアニストな女子校生?ど丁寧な言葉で毒舌を浴びせまくる彼女の依頼は「音楽で感動させて欲しい」・・・・そんなお話ですね。
ポップなキャラをビシッと真ん中に配した時点でほぼ勝ちは確定?異なる3つの絶対音感から上手に組み立てられたストーリーも良い感じで、親子愛とか友情的な・・・そんなもんも色々で、ヘロヘロっと楽しめる安心設計な小説ですね。概ね立て続けに作者の作品4作読んだけど、まあ全部そう言う感じか・・・で好きですね。
面白かったです。