「亀は意外と早く泳ぐ」「インザプール」「ダメジン」そして「時効警察」の三木聡の小説処女作。
最低最悪な世界一下世話な雑誌「黒い本」。そこにお世話になってるルポライター。「いっぺん死んでみ?」と美人編集長から依頼された「死にモドキ」の体験ルポ。何でも一旦死んでから数時間後に生き返るっつう代物らしい。それを探し出す所からがお仕事。相棒は人としてかなりヤバイオルゴール職人。鯉幟着たヤクザやら、わさびおろせる位の「ためらい傷」持ったSM嬢やらが合流してなんかもうすっかり訳が判りません・・・そんなお話。
もろ三木作品特有の「あの」世界。面白かった・・・・けど、絶対映画のほうが映えるな。と言うか映画になってるらしい。しまった・・・小説読まずに映画見たほうが絶対良かった気がする・・・・まあ良い。映画見る前にはすっかり忘れてリフレッシュした頭で映画楽しもう。DVD化は何時だろうか?