花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

で、今日は出張

2006-02-28 20:03:14 | 食い物の話とか
だもんで朝飯は売店で買ったBLTサンド。

これが、かなりいまいち・・・事あるごとにアメリカの食い物を不味いと言い続けているが、そういえばトニーローマ(チェーン系のレストラン)で食ったBLTサンドは結構美味かったなとかこれ食って思い出した。アメリカ人が日本に来てこんなもんばっか食ってたら「日本の食いもんは不味いぜ!!」っつう事になるんだろうなあ・・・いや、それはゆるせんなあ。

と言うことで昼飯は渋谷のタワレコの近くの「一蘭」っつうラーメン屋で。いやあ、都会のラーメン屋は凄いね!!入り口で空席状況がわかるようになってるのね。

更に中に入るとカウンターは両脇に仕切り板、厨房側もすだれがかかって店員と客がお互いに顔が見えない造り。

・・・・・なんかいけない事をしにきた様な・・・オーダーは食券と濃さやら固さやらに○をつけたメモを渡すだけで、こちらは一切声を発さなくてもオーダーが完了するシステム。替え玉も事前に買った金属製の札をタイミング見て所定の位置におけばセンサーが反応して・・・・うーん・・・便利っちゃあ便利だが、ちょっとキモい。

でラーメンはこんな感じ。

そーかー・・・薄々気づいてはいたが、やっぱとんこつかあ・・・でもとんこつながら臭みが無いマイルドなスープで真ん中にちょんと乗ってる辛味系のタレとの相性も良く、これなら花男も食える。麺はいわゆる博多ラーメン系の麺って感じ。繰り返し食いたい感じじゃないけど、まあアリ。花男が入った時にはすぐ席に着けたけど、食い終わった後は待ってる人も数名。好きな人にはたまんないのかな?

待ち合わせは用賀。飯を10分で済まし、時間に余裕が出来たのでタワレコで軽く買い物。と言うことで今日の戦利品。帰りには東京駅できっちり崎陽軒のシウマイもGET。


朝のBLTでは多少ブルーにもなったが、まあ仕事の方もつつがなくこなし、戦利品もGET出来たのでめでたしめでたし。

「STRANGE THINGS」 by TACK>>HEAD 1990

2006-02-27 23:52:32 | 音楽の話とか

実はこの人達のことは良く知らんのです。なんでもDUB方面で有名な人たちらしく、”ON-Uサウンド”とか言葉としては聞いた事あるけどちんぷんかんぷんなのです。じゃあ何でこのアルバム買ったかっつうとFunkadelicの「Super Stupid」をカバーしてたから。

でその「Super・・・」は原曲対比かなりすっきり仕上がっちゃってるけど、これはこれで相当カッコイイ。原曲がいかつくゴリゴリなパワーで持っていってるのに対して、こちらは切れで勝負っつう感じで良い。他の曲は非常にポップ仕上がりなFunkyなロックって言うのかな、これまた凄く気持ち良いです。バックで色んな音が鳴ってるんだけど、適当なグショグショ感はありながらも、あくまでべとつかず仕上がりはすっきり味。馬鹿っぽくないというか、訳が判らなくない・・・そうなんか「訳が判る」気持ちよさ。

グルーブもすっきりストレートな感じで、ちょい一頃のPrinceを思わす8ビート系Funkな一曲目「Nobody To Somebody」から良い感じ。ギターが良い感じになってる「Class Rock」は粘りっけもたっぷりで非常に好み。ニュージャックスイングっぽい「Dangerous Sex」とかもこれまたポップで、でも適度にロックな感じが気持ち良いのです。レゲエチックなブルースナンバーもあるけど結構すっきりしてる。ラストの「Positive Suggestion」は音の詰め込み具合も非常に気持ちよいナイスなナンバー。全体に泣きのメロが多いのも個人的な気持ちよさにつながってるのかも?どの曲でも歪んだギターが結構なってるけど、これまた非常にすっきり。なんか「ノイズ」系音色が「綺麗」な感じ?王道なロックは割りと苦手なケースが多い花男にとっては、ちょうど良いロック度と言うのか・・・バタ臭く無いのが良いのかなあ・・・

と言うことで非常に気持ちの良いアルバムです。「のどごしすっきり」です。同じのどごしすっきりでも、こないだ書いたスタカン見たいなおしゃれさんではなく・・・もうちょい野蛮におしゃれ?うーん・・・上手く説明できないけど、なんつうかそんな感じなので・・・ピンと来たら聴いて。



Tommy

2006-02-27 21:09:24 | 映画とかドラマとか

初期のThe Whoとかは割りと好きなんだけど、Tommyのオリジナルアルバムは持ってないし、後に映画化されたこれも見たことが無かった。で、たまたま期間限定で安いらしいって言うの見かけて・・・そう言うのに弱いもんで、購入しました。

ロックオペラっつうんだそうす。終戦(勝戦)とともに生まれた少年。実の父が新しい父親に殺されるのを目にして、そのショックで見えない、聴こえない、しゃべれないと言う状態になってしまう。何をやっても効果が無い。そんな状況なの良い事にこっそり虐待されたりもする。そんな少年が自分の亡霊(?)に誘われて行ったスクラップ置き場でピンボールに目覚め・・・・てなストーリー展開。

で、内容の方の感想はと言うと・・・うん、テーマとかは正直良くわからない。アングラ劇団が好きそうな感じ?かといってつまらなかったわけでもない。なんか全体に馬鹿っぽいので楽しく見れるし・・・・ってのはやっぱわかってないんだろうなあ、自分。あ、劇中に重要なポイントとなる「See me♪ Feel me♪ Touch me♪ Heal me・・・ (See me Feel meより)」っつう印象的なメロディーのおかげで、全体のテーマは訳判らないなりに、場面場面は感動的に感じられました。「僕を見て!僕を感じて!僕に触って!僕を癒して・・・」.....でもって、Tommyのかーちゃんがシャンパンやら煮豆やらチョコレートやらにまみれてもんどりうつシーンとか妙にエロい・・・ってそこかよ!?えーと・・・後は・・Tommmyに感情が戻ってからの流れはあのくらいのテンポなのが良いね。後半の教祖誕生っぽい流れから暴動までの感じとかも、ありがちながらもだらだら長く描ききってないのが良い。キース・ムーンの馬鹿ッぷりは最高。ロジャー・ダルトリーの無垢っぷりも気持ち悪い位はまってて良い。ティナ・ターナーもはまり役。「Pinbal Wizard」はエルトン・ジョンバージョンは初めて聴いた(見た?)けど、悪く無いッすね(The Whoのオリジナルのが良いけど)。ってやっぱり映画の本筋そのものは花男にとっては猫に小判状態だった模様。

バックの音楽は、花男的にはカッコよかったりだるかったり色々。

イン・ザ・プール

2006-02-26 21:40:27 | 映画とかドラマとか


「亀は意外と速く泳ぐ」と同じ三木聡監督っちゅう事で見ました。

ちん○んが立ったまんま収まらない病気にかかってしまった男。極度の強迫観念で、ガスの元栓を閉めたかどうかお得意さんに持っていく花で「花占いを」始め、結局はアパートに戻り約束をすっぽかしてしまう女。泳ぐことでストレスを発散するも何故か色々泳ぐ機会を奪われてしまう男。かなりいい加減な精神科医。エロいナース・・・そんな登場人物達が織り成すストーリー。

うん、結構面白かった。個人的にはエロナースがもうちょい前面に出れば・・・なんつうのもあったけど。いい加減な精神科医と患者たちの関係が妙に良いのも面白い。患者たちの方が大人なのが良い。そう、大人だからかかる病気。だったら少し大人をやめてみれば病気も治る・・・の?

こういう神経性の疾患っつうのかストレスはそこまで行かないだけで、きっと微妙にみんな心当たりがあると思う。花男はある。「あれ~・・・アパートのかぎ閉めたっけ・・・」なんつう事が気になることは良くある(本当に閉めてなかったりする)。忘れ物をしたんじゃないいか・・・っつう強迫観念しかり(それでも良く忘れ物をする)。4年ほど前までジムに通ってたので、長い時間泳いでるとストレスが発散されてくっつうのもよく判るし、普段生活のリズムに組み込まれてることがなんかの外因で出来なくなったりするとすっげえイライラしたりもする。人間やってりゃそりゃストレスもたまる(ちん○ん立ちっぱなしになった経験は無いが・・・)。登場人物たちのそれはデフォルメはされているが、そんな映画を見ている自分は妙に「自虐的」に笑ってるような・・・ちょっと見方がゆがんでるのかなあ?本人の悩みには無関係と言うか無関心に世間が進んでいく所とかも現実離れしてるようでめっちゃ現実的な感じ。

これまた「爆笑!!」っつう感じじゃなかったけど、個人的には好きでした。

サマー タイムマシン ブルース

2006-02-26 21:03:26 | 映画とかドラマとか

「踊る大捜査線」の本広克行が監督&プロデュース、でもって上野樹里が主演のコメディーっつう事で見ました。

ん?・・・んー・・うぅん・・ん?

全然上野樹里主演じゃ無いじゃん。

タイムパラドックスがあーたらこうたらなんて全く理解してないSF研の連中が、ふとしたことでタイムマシンを手に入れ、昨日壊してしまったクーラーのリモコンを壊れる前の時間に取り戻しに行くが・・・っつう話。

まあドタバタコメディーです。判りやすい複線も多数あり、それなりには笑えます。テンポは良い。馬鹿っぽさもまあ良い。舞台の劇とかだったらもっと面白いかなあ・・・そこそこ面白かったけど、上野樹里の「コメディエンヌ」としての味を堪能したいと期待してた分は肩透かし。花男的には「ドラックストアガール」と良い勝負かな?とりあえず見終わって時間を損したとは思わなかった。これって重要。

追記:元々「ヨーロッパ企画」っちゅう劇団の戯曲だそうで。納得。