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ゲートキーパー

2014-01-24 | 福祉住環境

いつもありがとうございます。

交通事故死の5~6倍もの自殺者がいるってご存知でしたか?

年間3万人もの人が自殺で尊い命を落としています。

 

湯前町保健センターで1月22日に

ゲートキーパー養成研修がありました。

「ゲートキーパー」という言葉を聞いたことがありますか?

 

ゲートキーパーとは、直訳すれば門番ですが・・・・

悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。

 

ゲートキーパーの役割

気づき:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける。

傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。

つなぎ:早めに専門家に相談するように促す。

見守り:暖かく寄り添いながら、じっくりと見守る。

 

では、

どうしたらいいのでしょう?

まず、見て見ぬふりをせず、声をかけてみましょう。

相手が話さなくても、いつでも話を聞く用意があることを伝えてみましょう。

相手の話にじっくり耳を傾けましょう。

よしあしの判断をせずに話を聴きましょう。(傾聴)

孤立させないようにしましょう。

相談機関があることを伝えましょう。

 

演習で「聴かない対応」(悪い聴き方)と「よく聴く対応」(よい聴き方)を行いました。

聴かない対応では、やってしまいがちな対応がたくさんありました。

目を見ないで聞いたり、生返事したり、安易に励ましたり、最後まで話を聞かずさえぎってしまったり、問い詰めたり、そのことに意見してしまったり・・・

辛抱強く待つことも大事ですね。

 

特に傾聴は大事です。

 

傾聴

 

聴く姿勢を伝える

・・相づち、話の流れを止めない

・・・繰り返し

 

重要な点をつかむ

・・・言い直し

・・・言い換え

 

関心を示し、重要な点に話をむける

・・・焦点づけ

・・・話を深める

 

わかりやすい言葉で多くの情報をまとめる

・・・要約する

 

そして、承認すること。

 

承認

相談にきたことの労をねぎらう

・・・よくお話してくださいましたね。辛いお気持ちよく伝わってきました。

これまでよくやってきていることを認める

・・・お話を伺って○○さんは一生懸命頑張っていらっしゃたんだなと思いました。

 

誰でも、ゲートキーパーになれます。

まずは、声をかけることから始めてみませんか?

 


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