2011.4.29(金)
今日、実家に行ってきました。(ちょくちょく行くのですが・・・)
今から8年前の平成15年4月29日はとっても暑い日でした。
実家に行った時はだいたいお仏壇にお水とお線香をあげてお参りをします。
そして、お供えの花と果物お菓子などを見ます(^。^)
お参りした後に母が、
「4月30日は○○の命日だ。平成15年4月30日だ」と言いました。
私だって知っていました・・・・
私の亡き兄の命日でした。
丁度、私の庭一面に忘れな草が満開に咲き誇っていた頃でした。今年は遅くてまだ咲き始めたばかりですが・・。
↓咲き始めた忘れな草
何でもすぐに忘れてしまう私ですが、お天気で明るい庭に一面の忘れな草の満開の光景を忘れないのが不思議です。
忘れな草は私の大好きな花です。
悲しい色と思えば悲しい色に見えるし、青空の色と思えば明るく思えるし・・・
私は明るく、青空の色と思って見ているときが多いかな(^。^)
亡き兄は49歳でした。
病院に付き添っていた時に後悔したことがありました。
桜を見せに連れていってやれなかったことです。
兄と私は、桜を病窓から見ていました。
外出してお城の周りを車椅子を押して連れていける状態だったのですが、私がまだ冬の服装をしていたので、ちょっと恥ずかしかったのです。
なんと自分勝手な言い分でしょう。
その後直ぐに兄は外出はできない状態になり、私が桜を見に連れて行きたいと看護師さんに頼んでもだめでした。
それが悔やまれてなりません。
桜を見ると亡き兄を花見に連れて行かなかったことを思い出します。
でも、桜は楽しいこともいっぱい、いっぱい私に与えてくれます。大好きな花です。
人それぞれ花の思い出はあるのでしょうね。
↓今年の桜