ベラミ(4)
BEL-AMI
(1885)
by Guy de Maupassant
—————————【4】———————————————————
Les femmes avaient levé la tête ver lui, trois
petites ouvrières, une maîtresse de musique entre
deux âges, mal peignée, négligée, coiffée d' un
chapeau toujours poussiéreux et vêtue toujours
d' une robe de travers, et deux bourgeoises avec
leurs maris, habituées de cette gargote à prix
fixe.
—————————(訳)———————————————————
女たちは彼のほうに顔をあげました.3人の小柄な女
工、ひとりの中年の女楽士、髪はずぼらで梳かしていな
くて、いつも埃っぽい帽子を被り、服の着方はいつもず
れていた.それから2人の堅気の女、この定食屋の常連
である.それぞれに亭主と同伴だった.
—————————⦅語句⦆————————————————
ouvrière:(f) 女工 <ouvrier (m) 工員、職工、労働者
maîtresse de musique:音楽の先生、
訳本では「女楽士」となっていました.「楽士」
を和仏辞典で引くと、musicien,(ne) となってい
ました.おそらくこの時代にはまだmaîtresse de
musique が今でいうミュージシャンのことだった
のかもしれません.
entre deux âges:中年、壮年
de travers:斜めに、ゆがんで、雑然と、
Il portait son chapeau de travers /
彼は帽子を斜めに被っていた.
vêtu(e) de ~ :(形、p.passé) ~を着た
<vêtir (他) 服を着せる、着る
bourgeois(e): (軍人に対して) 一般人;
gargote:(f) 安食堂、安くてまずい店
à prix fixe:定価メニューの
gargote à prix fixe:定食屋
habitué(e):(形) <habitué 常連の
habitué(e):(名) 常連客
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます