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韓国 「破綻」コロナ感染、病床あっても医師不足で治療不可能

2021-12-11 18:58:56 | 日記
「破綻」コロナ感染、病床あっても医師不足で治療不可能 政府の杜撰さ「露呈」


2021年12月11日

  • 韓国経済ニュース時評日本経済ニュース時評

   

韓国政府は、「K防疫モデル」と自画自賛したが、それも今は昔のことになった。

日本へ対抗して「ウィズコロナ」を急ぎすぎた結果、感染者が急増し手が付けられない状況に追い込まれている。


失敗した最大の原因は、三つあるように思われる。

1)政府が、コロナ対策で医療専門家の意見を聞かないこと。

2)政府が、綿密な医療設備・人材の確保をしなかったこと。

3)政府が、日本の実施する「ウィズコロナ」へ対抗せざるを得なかったこと


こうした状況下で、韓国の感染者数はいずれ、一日1万人(10日は7022人)へ達するだろうと悲観的見方が強まっている。

コロナ治療陣では内科医が払底し、眼科医や皮膚科医まで動員される事態に追い込まれている。

こうした専門分野以外の医師を動員しても、満足な治療が行なわれるとは思えない。悲劇そのものである。


『ハンギョレ新聞』(12月11日付)は、「韓国、病床待機者1258人 コロナ病床あっても医療人材なし」と題する記事を掲載した。


段階的日常回復(ウィズコロナ)の開始以降の新型コロナウイルス感染者の急増により病床稼動率が高まったことで、自宅で1日以上病床の空きを待っている患者の数も急速に増えている。

保健医療システムが限界に達しているため、病床稼働率をこれ以上高めることはできないという指摘が出ている。


(1)「10日の中央防疫対策本部(防対本)の発表によると、この日午前0時現在で、入院する病床が見つからずに1日以上病床の空きを待っている患者の数は1258人。

このうち3日待っている患者は80人で、4日以上待機している患者も285人にのぼる。

待機患者のうち70歳以上の高齢患者は503人で、高血圧、糖尿病などの基礎疾患がある患者も755人。

これらの感染脆弱階層は、速やかに入院診療を受けなければ重症化する可能性が高い」



1日以上病床の空きを待っている患者の合計は1258人

3日待っている患者は80人

4日以上待機している患者285人


あたかも「野戦病院」のような緊迫化した状況になっている。

日本の夏場が、これに近い状況だっただけに、なぜ、これを参考にした対策を取らなかったのか。事前の綿密な準備不足を否めない。


(2)「政府が、行政命令などによって病床確保に努めているにもかかわらず、病床待機者数は急速に増えている。

10月末までは病床の空きを待つコロナ感染者はいなかったが、11月に段階的日常回復が始まってから急激に増え、11月26日には1310人の待機者が発生した。

その後の病床拡充により、今月4日ごろには800人台にまで減少したものの、抑えきれないコロナ拡散により、病床待機者は再び1258人にまで増えた。

同時に、コロナと診断されてからも自宅で治療を受ける在宅治療者の数も急速に増え、2万0458人に達している。在宅治療患者が2万人を超えたのは初めて」


下線のように10月末までは、病床の空きを待つ感染者はいなかった。

それが、「ウィズコロナ」とともに急増した。

社会の「人流」把握が不十分であったことと、人々が一斉に「自由」を謳歌するなど慎重さに掛けていたのである。

この点が、日本人と決定的に異なっている。日本は、「ウィズコロナ」でも慎重に行動していた。



(3)「病床待機者は増えているが、病床稼働率は70%台を保っている。

9日午後5時現在の稼働率は、感染症専門病床が73.65%、重症患者病床が79.28%、準重症患者病床が73.91%。政府はこの日、行政命令を発動し、全国の医療機関でコロナ重症、準重症、中等症用の病床をさらに1899床確保すると明らかにした。

目標どおり病床が確保されれば、重症患者専門病床1413床、準重症病床746床、中等症病床1万3852床が運用されることになる」


病床は増えているが、問題は次のパラグラフで指摘するように「医療スタッフ」が不足している。


(4)「専門家は、政府が病床動員行政命令を下しても重症患者をこれ以上受け入れるのは難しいだろうと指摘する。

現実的に運用できる保健医療システムの力量がすでに尽きているというのだ。カトリック大学医学部のペク・スニョン名誉教授(微生物学教室)は「重症患者病床の20%が空いているにもかかわらず、重症患者が重症患者病床に移送されずに自宅待機している。

行政命令を下して病床を増やしたとしても、医療人材の供給問題などで実際に感染者が行ける病床がなければ行政命令は無意味だ」と批判した」


先に、医師の募集をおこなったが、治療専門家である内科医はゼロであった。

眼科や皮膚科の医師が集められている。あたかも野戦病院が、外科医でなく産婦人科医によって治療するような事態に落込んでいる。

(5)「防対本の発表によると、この日のコロナ新規感染者数は7022人、累計感染者数は50万3606人。過去最多の新規感染者が発生した8日(7175人)からは153人減ったものの、先週金曜日(4944人)と比べると2078人の増加だ。重症患者は852人で、過去最多の重症患者が出た前日(857人)から5人の減少。コロナで死亡した人の数は53人で、累計死者数は4130人。オミクロン株への感染が新たに確認された感染者は3人で、累計感染者数は63人となる」

10日の感染者数は、先週金曜日(4944人)と比べると2078人の増加、つまり42%増である。

『ハンギョレ新聞』は、政権支持メディアであるから、敢えて増加率をぼかしているが、異常な増加率である。

一週間に4割も増える状況が続けばどうなるか。韓国政府は正念場を迎えている。

日本では、菅首相(当時)がコロナ対策で自民党総裁選出馬を断念したほど。

内情は別としても、こういう名目が立つ事態にあった。文政権のコロナ対策は、生温いのだ。


韓国与野党の大統領選2大候補は、新型コロナ防疫において「文在寅政権叩き」に乗り出した

2021-12-11 18:41:16 | 日記
一日7000人台の新規感染者数に…与野党2大候補が「文政権叩き」=韓国

12/11(土) 16:21配信


韓国与野党の大統領選2大候補は、新型コロナ防疫において「文在寅政権叩き」に乗り出した



韓国与党“共に民主党”と最大野党“国民の力”の次期大統領選候補は「コロナ民心」への対応に忙しく動いている。

新型コロナウイルスによる一日の感染者が連日7000人台前後発生する中、「防疫パス」(ワクチン証明・陰性確認制)の導入に対する市民たちの不満が高まっているためだ。

与野党候補はともに “防疫対策”を指摘し「ムン・ジェイン(文在寅)政権叩き」に乗り出した格好だ。

 「新型コロナの拡散状況」は大統領選において重要な「変数」となる。

「新型コロナが急増する状況に、政府はどのように対応するのか」

「市民たちはそれをどのように評価するのか」によって、選挙の結果は違ってくるからだ。

昨年の国会議員総選挙で与党が圧倒的な勝利を収めたのは、「K防疫」に対する肯定的な評価と、選挙の直前に与党が推進した「全国民災難支援金の支給」によるところが大きい。

 現在「コロナ民心」は、政府に背を向けているのが実情だ。

今月7~9日実施の世論調査“新型コロナに対する政府の対応評価”では、「間違っている」が47%・「よくやっている」が44%であった。

1か月前と比べると、否定評価は15p上昇・肯定評価は13p下落している。 

否定評価の理由は「防疫・拡散抑止ができていない」(19%)・
「日常回復(ウィズコロナ)政策への懸念」(14%)・「後手の対応」(13%)・
「一貫性がない」(10%)などの順であった。

 状況がこのようであるため、与党のイ・ジェミョン(李在明)候補は文政権の防疫政策を指摘し始めた。

イ候補は去る9日、政府の防疫パス施行について「政策の内容も重要だが、一貫性がもっと重要だ」とし「これまで政府が青少年のワクチン接種を勧告しながら、十分な説明や社会的論議なしに、すぐさまワクチン接種を強制するような政策(防疫パス)を掲げるのは問題がある」と批判した。 

イ候補のこのような言動は、文政権による対応の方向性から抜け出し、不満の高まった民心をなだめるための努力だとみられる。

 一方、“国民の力の” ユン・ソギョル(尹錫悦)候補も、新型コロナへの対応に力を注いでいる。

 同党の選挙対策委員会は、国家責任制・在宅治療原則改編など新型コロナ克服の公約を発表し、現政府との違いを打ち出した。

選挙対策委員会のウォン・ヒリョン政策総括本部長は「新型コロナワクチンの副反応は政府が責任を負うべきだが、むしろその責任を国民に転嫁している」とし「尹錫悦政府は責任をもつ」と語った。

【世宗聯合ニュース】韓国政府が週明けの13日に環太平洋経済連携協定(TPP)加盟申請を進める方針を発表する見通しだ。

2021-12-11 16:35:24 | 日記
韓国政府 そういえば、忘れていたが韓国のTPP加盟推進が週明けに発表するそうだ。

延期しておいて後沙汰なかったわけだが、どうやら加盟する気のようだ。

どうやって、国内の農家を説得するか知らないが。ただでさえ、肥料用の尿素が高騰しているのに、TPPに加盟して農民が怒らないわけないだろう。

しかも、国内の意見を奇跡的にまとめても、日本が反対するので無駄な検討という。ええ?日本が加盟を断れば自滅する?本当にそうなるかどうかは加盟申請をすればわかるんじゃないか。

いい加減、理解しろよ。約束を守らない国家はどこからも相手されない。

だから、米国は韓国を除いて、新しくアジアに経済協定を作ろうとしている。

もう、韓国は誘ってすらもらえないのだ。でも、韓国は中国に「家族」といってもらったので寂しくないよな。ほら、韓国にはAIIBがあるじゃないか。

もう、皆、忘れているかも知れないが、中国の「一帯一路」を主導するアジア投資インフラ銀行のことだ。

でも、実際は中国によって好き勝手に他国の港などの重要な土地を奪う金貸し屋である。

こんなところから金を借りたら、一生、中国の属国と化すだけという。

実際、韓国がCPTPPに加盟を推進しても、加盟申請したわけではない。これがいつものチャーハンになる可能性だってあるのだ。

【世宗聯合ニュース】

韓国政府が週明けの13日に環太平洋経済連携協定(TPP)加盟申請を進める方針を発表する見通しだ。

 企画財政部によると、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官が13日午前、政府ソウル庁舎で対外経済閣僚会議を開き、TPPへの加盟推進を発表するという。

 加盟申請を行うためには、公聴会や国会への報告などの手続きがあるため、加盟に向けたメッセージが出されるものとみられる。

 TPPは米国が離脱したことを受け、現在は日本やオーストラリア、メキシコなど11カ国が加盟している。10月に中国と台湾が相次いで加盟申請を行ったことで、関心が高まった。

 洪氏は主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議出席のため訪れていた米ワシントンで10月14日(現地時間)に開いた記者会見で、同月末に開かれる対外経済閣僚会議でTPP加盟方針を決定するとの見方を示していた。ただ同会議は2回延期され、今月13日の開催となった。

 TPP加盟を巡る会議が延期されたのは、政府内の意見調整に時間がかかったためとの見方が出ている。

 TPPに加盟した場合に国内の農業、畜産業、水産業などが受ける影響や、その対応策を模索する作業も進められたものとみられる。

 政府はTPP加盟に備えた制度作りについても協議を進めてきた。

 加盟推進が発表されれば、企画財政部や産業通商資源部など関係官庁が申請のための手続きに本格的に着手するとみられる。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20211210004000882