先週末、旭川市旭町1条1丁目( 国道40号線)に設置されている
今野大力の居住地を示す旭川市の史跡表示板を見学してきました。
2015.7.10
「今野大力居住地の碑」の標柱は 歩道の植え込みのなかです。
1904(明治37)年宮城県生まれの詩人。
旭川郵便局に勤めながら地元紙や「文芸戦線」等に詩、創作を発表。
のち上京して「戦旗」等の編集活動に携わり、1935(昭和10)年31歳で死去した。
宮本百合子の小説『小祝の一家』のモデル。
市内を転々とし、1927(昭和2)年から上京までこの付近に住む。
常磐公園には友人「小熊秀雄の碑」と並んで彼の文学碑が建立されている。
2015.7.10
「旭橋」をゆっくり歩いて常磐公園内の詩碑も見学してきましょう。
噴水のむこうの建物は市立旭川病院。大雪山連峰はうっすら。
旭町から「旭橋」を渡ると常盤町です。ラベンダーは満開に…♪
旭川ゆかりの詩人 「今野大力の詩碑」 2015.7.10
昭和60年6月(1985年)没後50周年記念として
常磐公園内(川のおもしろ館うら)に詩碑が建立されました。
詩人は時代を先駆した
詩人が郷土を眞實に生かした
そんな言葉が
私の耳に流れては来ないかしら
そんな言葉が
地球のどこかで語られる時
私のからだは
墓場の火玉となって消えるだろう
1924年作「やるせなさ」より
2015.7.10
2015.7.10
「今野大力(こんのだいりき)の詩碑」の前には「千鳥ケ池」
2015.7.10
歩道のむこう 木立の中に「小熊秀雄の詩碑」が見えます。
常盤公園までは何度も足を運んでいるのに、何気に通り過ぎてしまいます。
旭町側から旭橋を渡るときには「旭川に来たのだなあ」と感じます。
私にとってこの付近は旭川を実感させられる景観の一つです。
「石川啄木宿泊の地」碑の記事もご覧いただきましてありがとうございます。
旭川市では「旭川村開村100年・記念事業」として
「100年の史跡・100年のゆかり案内表示板」設置を実施されたそうです。
私、旭町方面から「旭橋」を渡る機会が多く
見慣れた風景のなか、これまで見過ごしていた史跡の碑に出合い
とても、うれしく撮りました♪
いつも丁寧に見ていただきコメントありがとうございます。