今日は朝から、ごくごくフツーに時間が過ぎていった。
最近では久しぶりかな、こんな状態は。
正午が過ぎ、そろそろ動きだす時間帯。
周囲を見回したが、目立った動きがない。
たまりかねて、いつもの同行者に目くばせすると、近寄ってきて「行きましょう」との返事。出撃だ。
久しく遠ざかっているバイキングを提案したのだが、なぜかやんわりと拒否されてしまった。それではと、ご飯のお代わりが無料の中華料理屋を提案。
その店の良さを、立て板に水の如くまくし立てたにもかかわらず、あと一人の同行者を含め、2人から賛同を得ることができなかった。
なんでだろ。理由はいまだに分からない。
失意の中、向かった先はふの食堂(お食事処ふの)。
ま、ここなら許せる。
時間が時間だけに、駐車場は満車。
隣接する民家に通じる道に車を止めて入店した。
店内は7割の入り。しかし、ほとんどが食べ終えて店を出る感じだったので、安心して座敷席に座った。
いつもなら、豚定(豚かつ定食)を中心に、メニュー選択をするのだが、今日はなぜか目先を変えたかったので、少し悩んだ末に頼んだのが
カツカレー大盛り
なのだ。
ここの豚カツはとても肉厚で、最近高く評価している。
もちろん、カツカレーのカツも同様だと信じて注文した。
厨房からはジュージューとカツを揚げる軽快な音が聞こえ、いやがうえでも期待は高まる。
しばらくすると、最初に同行者の豚定が登場。
見るからに美味しそうだが、今日はその上をいくものだと信じ、来るのを待った。
そして、間もなく登場。
持ってきたおばさんさえ「すご~ぃ。お皿からはみ出しそう」と驚くほどのボリューム。
諸般の事情で画像に収めることができず、とても残念だが、撮影する価値は十分ある食べ物だ(爆
前回のカツライスと同じ皿が使われていて、その中にカツカレーと千切りキャベツ、トマト1切れ、ポテトサラダ、スパゲティ、パセリ、福神漬けが入っている。
まさに、渾然一体。何でもワンプレートに納めれば良いというものではないと思うのだが。
しかも、決して大きくない皿だけに、ご飯とカツ、カレーが今にも落ちそうな状態で入っている。今まで見たことのないボリューム。
カツカレー界(そんな業界があるのかどうかは分からないが)における新横綱・白鵬といっても良いだろう。すごい、強そう(大爆
圧倒的な存在感に気圧されそうになりながらも、自らを奮い立たせて食いに挑んだ。
まず、中央寄りやや左側のカツにフォーク(そう、ここはスプーンではなくフォークが付いてきて、それで食べるのだ)を突き立て、カツを味わった。
グサッとフォークをカツに刺した瞬間、右手に感じた肉の抵抗感(というより衝撃という表現法が適当かもしれない)から厚さが推測できた。そう、イメージ通りの肉厚のカツ。右手の衝撃の余韻に浸りつつ、カツを味わい、カレーをかけたご飯を食べた。
マイウ~。
あまりにも陳腐な表現しかできないのが悲しいが、その一言に尽きる。
まさにマイウーなのだ。
その後は、ただひたすら食べた、食べた、一心不乱に食べ続けた。
肉はいつもと同じ最大厚2センチのビッグスケール。
カレーはやや甘口のビーフカレーなので、汗が出ることもなく快適に食べられた。
そして、事件が起こった。
マイウ~なカツカレーを食べていると、支払いを終えたらしきオヤヂがこちらの名前を呼びながら「大盛りを食べちゃいかんよ。健康を考えないと」と話しかけてきた。
そのオヤヂの顔を正面から見たが、どこのだれなのかさっぱり思いだせない。
というより、過去に会った記憶がない。
だれだ、このオヤヂは。
名前を知っているし、医者に禁じられている大盛りについて指摘してきた。
誰だ、誰だ、誰だ~支払い終えたこのオヤヂ
黒いスーツの指摘マン
命をかけてカツ食えば
おれは十分満足だ
(あっち)去れ去れ去れ指摘マン
(あっち)行け行け行け指摘マン
お腹がいっぱいお腹がいっぱい
お~指摘マン指摘マ~ン
と、思わずガッチャマンの替え歌を口ずさんでしまうほどだった(意味不明
それでも、カツとカレーを食べながら、一緒に入っている福神漬けを食べ、さらにカレーに侵食されないよう千切りキャベツとトマト、ポテトサラダ、スパゲティに配慮するというきめ細やかな食べ方を貫き、完食した。
はぁ~疲れた。
大盛り料金が80円割り増され、860円だった。
本日の天気は
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