帰ってきた淡々と昼飯日記

17年にわたる昼食の記録を一度はストップしたものの2024年から再開してます‼️

生姜焼き定食

2007年06月19日 12時58分53秒 | 定食系

朝から暑い。
午前中、所用を済ませ、昼になり、いつもの同行者に打診。
都合が悪いらしく、ことごとくすれ違い。

 

どうするか悩んだ末、向かった先は県庁。
あれに挑もうと、意気揚々と食堂に行った。


昼のピーク時をやや過ぎていたのか、店内は2、3割の入り。
それを確認した後、食券の自販機の前へ。
「あるのか。売り切れか」不安を抱き、恐る恐る自販機のメニューの部分に目を凝らした。

 

おっ。おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~~~~~。


今日は売り切れを示す赤いランプが点灯していない。
ということは、まだ食べられるということだ。


ウレピ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。

 

ついに、ついに、ありつける。
苦節4か月、ついにである。

 

財布から千円札を取り出し、自販機の紙幣挿入口へ。
あとは購入ボタンを押すだけ。
が、しかし、な、な、何なんだ。
興奮なのか、緊張なのかよく分らないが手が震えてボタンが押せない(爆
大きく深呼吸し、あらためてボタンに右手人差し指を当てた。
そして、グッと押した。
確かに押した。指先に伝わる手応え。
押したんだ、ついに押したんだ。

 

そして、あとは釣銭のボタンを押すだけとなった。
が、何をトチ狂ったのか、もう一度同じ注文ボタンを押してしまった。
ウィ~ンという音とともに、食券が2枚出てきた(涙
いくら食べたいといっても、2食は無理だ。
どうする、どうなる。
猛烈な不安感に襲われ、あたりを見回して助けを呼ぼうとした。
しかし、そんな時に限り、店員がいない。
向こうの厨房の中にはたくさんの人が働いているのが見えるというのに、自販機周辺にはだれもいない。

 

困り果てていた、その時、一人のおばちゃんがやってきた。
半分泣きそうになりながら、「すいません。2枚出してしまいましたぁー」と、食券を1枚差し出して泣きつくと、「はいはい。分かりました」と、レジを開けて返金してくれた。
このおばちゃん、マヂで天使に見えた。

 

そんな、こんなの混乱の中、ようやく食べられる、念願の

 

生姜焼き定食

 

 

ウキウキして、カウンターに食券を出し、厨房内を見ながら待つこと1、2分。
「生姜焼き定食のかたぁ~~」と呼ばれた。
待ち焦がれていたのに、なんだか、あっという間。
拍子抜けした。

 

水をコップに入れ、席に座って心を落ち着かせて食べた。
が、何ともいえない味。
肉は温かいのだが、それだけ。
温め直したという感じだ。

そういえば、厨房を見ていると生姜焼き定食の注文が次々入り、オッさんが作っていたのだが、既に出来ているものをフライパンに入れ直しているのを見た。
これもそうなのだろうか。



その昔、この生姜焼き定食に魅了されるきっかけとなったのは、焼きたての肉の美味しさだった。実際、オッが注文を受けてからフライパンに肉を入れ、味を付けながら焼いていた。
しかし、今日はそうでもないみたいだ。
ということは、作り置きしたものを、注文を受けて温め直しているのか。

 

だとすれば、以下の推測が成り立ちはしないか。

昔はその都度作っていたので、売り切れなどなく、いつでも食べられた。
一日どれだけ出るか分からないが、手間がかけられていた。
一食ずつ丁寧に作っていたということだ。
ところが、今は事前にある程度作っておき、それが売り切れると、終わりにしてしまう。その方が、ロスがなく経営効率が良い。
ということではないか。

 

もしそうだとすれば、悲しいことである。
店の経営も大事だが、顧客のニーズにはしっかり応えてほしい。

 

で、定食の中身だが、ご飯とモヤシ・わかめの味噌汁、漬物がつく。
そして、生姜焼きは豚バラ肉が適度な大きさに切ってあり、食べやすいが味は前述のとおり。なぜか紅ショウガが付いていた。

 

これで1015カロリー。ものすごい高カロリーだ。
値段は450円。

 

本日の天気は

 

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