どうしてもどうしても行きたくて、最終日に間に合いました。
今週2度目の静岡です。
恒例のラッピングエレベーター。
今日は独り鑑賞なので、怒られることはない!(さすがに独り言は言わない)
ほぼ開館と同時に入場。独り女性が多かったわ。女子好きする、フォルムとカラーだもんね。
やっぱりこのピンク。
高台は細く、フォルムも鋭角な印象ながら、柔らかい色合い。
掻き落としという技法の、手描きの細かい縦ラインと、金属の煌めきのある縁取りの輪っか。そしてそこから縦に釉薬が垂れるライン。
洗練されつつキリリとしながら、女性的、日常らしさも。
生活のために、陶器のボタンを作ってもいたようです。
小皿のような、お花のような、リボンのような、帽子のような。
芸術と日常の妥協じゃなくて、融合。そういう合理性が女性の美点なのね。
ルーシーさん。ロビーでご本人のインタビューや作品作りの過程や窯出しの映像を上映してました。
作品は人と成りを表すというけど、上品なのに芯があって、柔らかさもある。キュートなおばあちゃま。魅力的。
ショップには、ルーシーさんの作品のイメージの陶器や、ボタン、装飾品などが並んでました。かわゆし。お値段はかわゆくないけども。
今日は怒られなかったけど、館内寒かったわー。ストールの貸出も納得。羽織りモノ必携。
天井が高く、壁が白く、照明が明るいので色合いが綺麗にみえる美術館ですよね。
展示の仕方も斬新で、中央を高くした十字型の展示台に、色合いの似たシリーズを展示。
シリーズ作品が一度に全て視界に入ります。
勝手に、「もしこの中で一つくれるなら、どれをもらうか」ごっこをして遊びました(笑)
私はピスタチオグリーン系の色合いがお好みのようです。
絵より解説が少ない分、一時間たっぷり作品に魅入りました。
7月からは(次の次の企画)、あの有名なだまし絵のエッシャー展やるんですね。夏休み期間出し、こどもたち(中学生以下無料)と来ようかな。
前売りを買おうとしたら、次の企画が始まらないと、売り出さないそうで残念。
さて、この後は待ちあわせてお昼です。