おでかけ大好き

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没後20年 ルーシー・リー展@静岡市美術館

2016-05-27 20:00:04 | おでかけ


どうしてもどうしても行きたくて、最終日に間に合いました。

今週2度目の静岡です。



恒例のラッピングエレベーター。

今日は独り鑑賞なので、怒られることはない!(さすがに独り言は言わない)



ほぼ開館と同時に入場。独り女性が多かったわ。女子好きする、フォルムとカラーだもんね。



やっぱりこのピンク。

高台は細く、フォルムも鋭角な印象ながら、柔らかい色合い。

掻き落としという技法の、手描きの細かい縦ラインと、金属の煌めきのある縁取りの輪っか。そしてそこから縦に釉薬が垂れるライン。

洗練されつつキリリとしながら、女性的、日常らしさも。

生活のために、陶器のボタンを作ってもいたようです。

小皿のような、お花のような、リボンのような、帽子のような。

芸術と日常の妥協じゃなくて、融合。そういう合理性が女性の美点なのね。



ルーシーさん。ロビーでご本人のインタビューや作品作りの過程や窯出しの映像を上映してました。

作品は人と成りを表すというけど、上品なのに芯があって、柔らかさもある。キュートなおばあちゃま。魅力的。

ショップには、ルーシーさんの作品のイメージの陶器や、ボタン、装飾品などが並んでました。かわゆし。お値段はかわゆくないけども。

今日は怒られなかったけど、館内寒かったわー。ストールの貸出も納得。羽織りモノ必携。

天井が高く、壁が白く、照明が明るいので色合いが綺麗にみえる美術館ですよね。

展示の仕方も斬新で、中央を高くした十字型の展示台に、色合いの似たシリーズを展示。

シリーズ作品が一度に全て視界に入ります。

勝手に、「もしこの中で一つくれるなら、どれをもらうか」ごっこをして遊びました(笑)

私はピスタチオグリーン系の色合いがお好みのようです。

絵より解説が少ない分、一時間たっぷり作品に魅入りました。

7月からは(次の次の企画)、あの有名なだまし絵のエッシャー展やるんですね。夏休み期間出し、こどもたち(中学生以下無料)と来ようかな。

前売りを買おうとしたら、次の企画が始まらないと、売り出さないそうで残念。

さて、この後は待ちあわせてお昼です。


 





母ご飯

2016-05-26 23:21:15 | ケ・リコ(おいし~)


実家に寄ると、必ずお昼出してもらえる幸せよ。

あり合わせといいつつ、冷やし中華、サラダ、煮物。

母がしてくれて嬉しかったことを、こどもにしてあげたいものです。

子育てってシンプルに言うと、それだけかも。

してもらって嬉しかったことを手渡し、されて嫌だったことはしない。

なのにどうしてこんなに難しくなっちゃったのかね。

雪ノ下@静岡

2016-05-25 12:28:46 | 外ごはん




美術鑑賞しながら、お腹ぐーぐーなってました。

さて、目をつけていたのは、草薙駅近くの「也太奇」

お得なお寿司が目当てでしたが、お店が無くなってました。無念。



このお店、昔来たことある。デコーだったか、ダダだったか!?



かき氷とパンケーキが有名だそうで、オヤツのお店ですかね。

食事は数種類。どれもこだわりの食材だって。

オムライス好きの晴れさん。



私はグラタン好き。鶏肉は胸肉?



Aさんは、フレンチトースト。大学芋じゃないよ。飴状のパリパリカラメリゼで、お皿とドッキング。



昼から黒ビールじゃなくて、泡立ちアイスコーヒー。



ホットコーヒーも3種類くらいったかな。私のはスパイス&ウイスキー(風味)、苦さがあと引かず好きな風味。



店内はほとんどパンケーキ、かき氷の人もちらり。



みんなで分けて、りんごのパンケーキにしました。

とっても卵の香り。しっとり生地。このホイップバターがうんまい。

焼いたリンゴも生のリンゴも、美味しいね。

どれもお値段の割に小振りで小食女子向きですね。いやカロリーあるものだから、この位で我慢しなきゃなのかもね。

10分置きくらいに、お水のお替わりをつぎにきてくれて‥。そんなに水を飲ませてどうするつもり?

オーダー表にお値段乗ってなくて、ワリカンの計算するのが大変なおばさんず。

一生懸命計算してぴったりのハズがお釣りがあるのはナゼ?

税別表示、面倒くさいからはんたーい。

でも増税のこと考えると、外税にしておかないと大変なのかな?

楽しい時間を過ごしました。

帰り道は、故障車渋滞で、帰宅に2時間ほどかかりましたー。とほほ。

なんか憑いてる?



東西の絶景@静岡県立美術館

2016-05-24 22:04:00 | おでかけ


県立美術館の開館30周年記念、「東西の絶景」を観てきました。

県美の収蔵品を大盤振る舞いで公開です。

目玉は、前期の若冲「樹下鳥獣図屏風」だね。

じゅかちょうじゅうずびょうぶ

って早口言葉に良さそう。

今回の後期の目玉は、静岡県の象徴、大観の「群青富士」でした。

やっぱりプリティ。これが大正時代のデザインとはオドロキ。

よく見る右隻の🗻より、左隻の岩混じりの翠の山々が、青海苔お結びのように、なんとも味わいがある。

静岡県は、やはり富士山の絵と、風光明媚な土地柄か風景画を主に蒐集しているのだとか(中学生の見学で、説明されてた)

モネのセーヌ川の絵も、良かったわぁ。

やはり分かり易く、色の綺麗な絵がいいわね。

絵本作家でもある元永定正さんの、現代画は色使いが明るくて、印象的。

他にも、ピカソ、ミロ、クレーゴーギャン、ミレー、名前くらいは知ってるビッグネームが。

日本画は馴染みがないのだけど、それでも、池大雅や奥さん、円山応挙、谷文晁などなど、聞いたことあるお名前チラホラ。

あんまりよくわかんない絵は適当に観て、好きな絵はじっくりとで、1時間半くらいでした。

そして、大好きなロダン体操を鑑賞。



そしてロダン館は、地獄の門を上から眺めるだけ。



一切の希望を捨てよ。



相変わらず素敵な天井。



カレーの市民の皆様もお元気そうでなにより。

ミュージアムショップもいつも楽しみです。

今回は、ムンクの叫ぶ財布👛。

開けるたびに5種類の叫びがあるんだとか。

叫びグッズいっぱいありました。

美術館の本も面白い揃いですよ。

ミッフィーと葛飾北斎さんのコラボとかね。

変わり物好きのプレゼントなどにいかが?

Aさんも、ビビットな素敵色のタオルハンカチをお買い上げ。


一幅の掛け軸のような、竹林。



ケヤキ並木も30周年なんでしょうか。



欅の下のプロムナードの、新緑の陰。

眼福、心福。