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こんな太陽をはじめて見た。 2011年、衛星からの実写撮影である。 同じ写真を拡大するとこのようになる。 ここまで撮れるか、写真技術のすごさに息をのむ。 生命のすべての源である太陽のエネルギーが伝わる。 主組成の水素がヘリュームに変わる核融合の力、まだ50億年は続くとあるが、 地球生命に安心な数字であるものの、多分終末は自滅の形の難儀が来るのだろう。 |
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国立国際美術館に行くことは度々はない。 会期の早いうちの平日に行ったが客は結構入っていて、 それも、若い人から年配までいろいろ。 1時間ばかり、ビッグな写真に堪能した。 一番は、「大聖堂」2007 2.36m×3.32mの横写真。 大聖堂の巨大な壁面窓列を室内から撮ったもので、 右下隅に写る取材クルー3人の大きさから、窓の大きさが察せられる。 3名の大きさは言えば豆粒であり、絶妙の対比だ。 ステンドグラスであろう窓は、無彩色にちかいが克明に描写され、 不思議にもその左辺右辺の窓枠は、プリント左辺と右辺に平行している。 普通、斜めから撮れば縦窓枠の片方は傾く。 つまり、あおり撮影をしないと窓の角度はこうはならない。 全面ビシッと克明な描写は、広角撮影の効果なのだろう。 大小比較の妙と、あおり視覚の妙に目を見張った。 二つ目は、「バンコク」2011 2.27m×3.07mの縦写真 タイのチャオプラヤー川を撮ったとある。モノクロに近いカラー作品。 川面のゆらぎだけをを画面一面に、手前から遠くまで撮っている。 不思議なのは、手前から奥までピントが合っていて、 抽象的な水のゆらぎは、波紋にブレがない。青紫色の照り返しもいい。 焦点距離10mm以内くらい、絞り22以上、シャタースピード1/50以上と察するが、 太陽光下ではない、夜間の撮影のような波紋の照り返しに、 神秘感が漂っている不思議な写真、いちばんゲイジツ的に映った。 作品1点は億円がつくと、新聞報道があったがインパクトが強い写真展だった。 |
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夏休みに入り早々に孫の発表会があり出かけた。 その足で、広尾の美術館に行く。 TVで見ていて行きたかったところで、 終盤でもないのに観覧の多さよ、驚く。 川合玉堂(M03-S32)、子供のころから絵が上手く 京都で日本画を学びはじめたのは14才。 日本の自然を愛し、日本の原風景を描きつくす。 会場で特に気に入った2点を目録からひろった。 |