こだわりメモ帳

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・ グループ展セレクト

2007年10月28日 | ◆ 写真ノート

硝子梟 retouch2


 グループ写真展に出展する4点が決まった。色味が合わない1枚の試しプリントを経て決まった。
今回は4点組みと高いハードルを課せられ、2Lによるセレクトは緊張の中すすんだが、
1点が他の3点と撮影時期が異なり、そのためか色味が合わない。合わせたい見本をつけ試し焼きをする。
色味合わせはまだ少し残っているけれど4点決定となる。
 困ったことにタイトル付けがいつも悩ましい。
4点から浮き出てくる精神性を言葉にとのアドバイスで候補が見つけられホッとする。
つい、写っている状況説明になりがちで戒められる。
少し前の谷沢永一の「物を考えるとは、思案するのに唯一の媒体である語彙を豊かにするしかない」の通りで、
乏しい思考と乏しい語彙のなかで、タイトルでは苦しめられる。12月の開会が楽しみだ。
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・ 紅葉だより

2007年10月25日 | ◆ 季節の写真

鶴見花博公園

近所の桜がよく色づいている。
新聞の紅葉だよりも今日からスタート、西日本の秋色がそろそろ始まる。
便利な「紅葉情報」で見ると大台ケ原や御在所岳は今が見ごろのよう。
今のところ近場の撮影会は、11/24の奈良公園と11/27の万博公園を予定。
遠場の本場にも行きたい。どこを選ぼうか。
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・ 大和三山回遊

2007年10月21日 | ◆ お歩きさん
 20日のハイキング、今月は大和三山を縦走?する。
橿原神宮駅⇒畝傍山⇒天香久山⇒耳成山⇒八木駅のコースで名にし負う山々を回る。
三山トータルで高さ490m。それでも距離は14km強となり結構足は張る。
歩き味、登り味は、低山ながらそれぞれの山道に入ると木立ち深い山の風景になるものである。
とは言えこの山たちは、やはり遠くから眺める山であるように思う。
途中奈良考古学研究所に入り、ホンモノの発掘品、山田寺や川原寺の古い瓦に見入った。




「 うつろい 」

本薬師寺跡から登ってきた畝傍山を遠望する





国宝・高松塚古墳を守る奈文研の復元模型

何れも2007.10.20
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・ 小田 実の話

2007年10月20日 | ◆ メモ
今朝は4時からラジオを聴いていた。
去年亡くなった小田実(75)の元気なインタビューが再放送され、
ここの"ラジオ館"に入れた。面白い。


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・ 人間通

2007年10月18日 | ◆ こんな本


他人・ひとの気持ちを的確に理解できる人を人間通という・・・・・谷沢永一

ひとは何を欲しているか、それは世に理解されることであり認められることである。

ひとくちに物を考えるとはいっても・・・(小略)・・・思案するのに唯一の媒体である語彙を豊かにするしかない。

ある種の作家を感受性が鋭いと讃えるが、要は今までの表現様式にない新鮮な語法を提示したという意味。

リーダーは特技の人の必要はなく器量も凡人でよい、世に尽くす誠意と熱情があれば十分である。

我が国びとが、猛然と腹を立てる情景はなにか。それを私はまだ聞いていない、と怒り出す場面である。

人間の値打ちを定める決め手は評判である。人間の歴史は評判の積み重ねである。・・・・・谷沢永一・人間通より

pensionate・年金生活者となってからは、ハウツウ本、人生本等を読まなくなったが、
推薦本として新聞読書欄に出ていたこの分野の本を久しぶりに読み感心した。
1本は、せいぜい原稿用紙一枚半の人生本に読みふける。

2007-10-09 08:06:48 記事を書換え再掲
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・ 今森光彦写真展 里山

2007年10月15日 | ◆ 写真ノート

 クレヴィスから案内をもらっていた写真展を見に行く。
150点からの写真家・今森さんの個展作品が並び楽しく見てまわった。
会場では今森さんのトークがあり、久しぶりに氏のお元気で柔らかいお顔が見れた。
氏は6:4の割りで湖西と湖東をフィールドに琵琶湖まわりを撮ってられるそうで、
今回写真展は前半の区切りにとのことである。
 今森写真の主人公の一人といえ、よき被写体である漁師・田中三五郎さん近くの川は、
3,4箇所ある琵琶湖に注ぐ湧き水が源泉で、夏場にこの川に誤って転倒すると冷たさで死ぬ、そうである。
その漁師さんが獲る魚で、琵琶湖の味一番はビワマス、ここのみの単一種で
11月ころ産卵で川に上るころは刺身にすれば"トロ"にも負けない旨さ、だそうである。
残念ながらこの時期のビワマスは、地の魚屋さんでないと手に入らないとか。
トークの最後にあった質問コーナーで氏の話しから ・・・・・
NHKハイビジョンTVであった、"カエルの目に映る花火"は、1mのケージに前もって飼っていた蛙を使った生映像で、
合成ではありません。海外に番組を送りたく特にヨーロッパ、中でも英BBCは画像合成を許してなく、
デジタル合成が許されません。現在なら合成で簡単にビデオ作りが可能です、とのこと。

この日の写真展で好きなベスト3
No.151 「銀色に光る河口」・・・・・葉を落としたヤナギにきれいな朝の光が当たる。
No.135 「朝焼けの船着き場」・・・ヨシ原の中に小さく船上の漁師・三五郎さん
No.26 「朝焼けの棚田」・・・・・・・・朝の色温度で広い棚田に農夫が一人。
来場者は以外にも年配婦人・おばちゃんが目立つ。大のファンのよう。
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・ 若狭 小浜古代史散策

2007年10月11日 | ◆ お歩きさん
若狭 小浜・鯖街道 朽木谷  2007.10.10



雪ふる早朝は絵になるところ・・・琵琶湖・白髭神社





歴史深い里はあちこち多い・・・坂上田村麻呂が興したこの寺は多くの国宝が眠る




明通寺蔵・彦火々出見尊絵巻(若狭民族資料館チケットより)・・・驚きの色彩絵巻物





若狭の寺社は500年1000年の大樹を擁する所が目立つ・・・若狭彦神社





神仏混合 神宮寺へのアプローチ





本堂で聞くお坊さん(禰宜さん?)の話は面白く飽きない・・・神宮寺本堂





奈良東大寺二月堂のお水取りと縁深い神宮寺、鵜の瀬









帰路、鯖街道の朽木陣屋跡に寄る。鯖街道は土砂崩れ箇所を部分迂回する形で現在通行できる。





この秋は何回撮りに行くことになるか、これが今年初
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・ これを見たい正倉院展

2007年10月07日 | ◆ メモ
 今月末27日から今年の正倉院展が2週間余り開かれる。
ふだん見れないお宝がすぐ身近に見れるのでこれはお楽しみで、
出展品の予告が始まり、今年も行列に並ぶことになるのだろう。
前座のフォーラムは運動会と重なり行けなかったので本番を待つのみ。





水牛の角の刀子


白銅鋳の八花鏡
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・ 月みる月は

2007年10月04日 | ◆ メモ




 静かな秋の世、
それでも、最近はあの賑やかなコオロギの声を聞かなくなったような気がする。
夕暮れどきのスズメの宿はあい変らず騒々しいけれど。
この望月のころは、しっかり眺めようと思っている。
この月の月はどのような見え方であろう。
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・ 宇治十帖あるき

2007年10月01日 | ◆ お歩きさん

文学青年になれなかった身には、源氏物語は遠い夢の国。磨かれた石碑にはこのような歌が・・・



樹齢300年の保存樹ケヤキ・国宝宇治上神社境内・・・
宇治線終点ひとつ手前の三室戸駅で降り、ひと回りして宇治駅に出るコースは手ごろなお奨めコース。4km



ひと仕事終え、手にしているのは何ですか・・・重文宇治神社



これは口説く姿なりや、はたまた別れ話に泣かれている姿なりや



縣神社の赤鼻龍・・・ここの有名な梵天祭で、えーことあったのやとBSYさん



やがて悲しき鵜飼かな・・・かがり火も、今年はいく夜焚かれたか



いつの日か乗ってみたや鵜飼舟



柳に風とはいい風情、落ちつくねこの柔らかさこの色合い・・・宇治橋たもとにて
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