写真家篠山紀信が、"万葉のこころ"の会で発したコメント、全文。
こういう作品を発表し続ける方のコメントも 言われ続けていることは同じ。 |
チラシが届けられた。 透明袋にA4が一枚、小さい宛名ラベル貼りのメール便で、 この手は、今一番安く届けれらる方法かもしれない。 また、気づいたのが申し込み方法で、 3日間だけの期日限定メール受付とか、弁当(新米おにぎり)の要不要など 主催者のかしこい手間省きがいい。 今朝の今森光彦 ニッポンの里山を行く 85分もよくできていて、 いずれ再放送されてもいい内容だった。 |
はやぶさカプセル 大阪へ
夢をのせ帰還した"はやぶさ"が大阪で今週末から公開される。 惑星イトカワからの回収物質が何だったか、まだ検証中で発表されていないが、 そんな中、カプセルが関西にやってきて、現物が見れると楽しみにしていた。 大阪市立科学館 sci-museum.jp の見学案内を見ると制約が多くてかなしい。 まず、整理券を連日朝8時から並んでもらうこと。写真は撮れません。などなど・・・ 会場混乱を予測してのことと思うが、行きたい気がそがれてしまう。 |
天空の城 | モノノフの址 | 鳶 空をとぶ |
和田山の天空の城、竹田城跡を下見する。 雲海の季節11月にみなで行く予定のところ。 雲海に煙る風情が本命ながら、桜も良さそう、月の夜もよさそう。 雪あれば、ことのほか雪がよさそう。 |
文庫版 |
暑い日はなにもできない。何もできない日は、本読みにかぎる。 机竜之介なる孤高の剣豪長編小説、くらいの印象しか持たなかった「大菩薩峠」、 幕末混乱期を背景に、土方歳三らとも絡むと知り面白そうで読み始めた。 何せよこの時代は、どの切り口からも興味深いものがある。 時代は幕末、「音なしの構え」を使う剣客・机竜之介は大菩薩峠で 老巡礼を無慈悲にも辻斬り混乱の中、同郷土方歳三ら新撰組もからみ 古事、伝承を広く背景にしながら物語が京都、竜神、伊勢、江戸へと広がる。 後半は白骨、勿来、恐山まで展開する模様。 史実と着想がない交ぜとなる大型エンターテーメントが面白い。 (文庫版語句・表現について 筑摩書房編集部編集付記より抜粋) 介山の作品が、「人間界の諸相を曲尽して、大乗遊戯の境に参入するカルマ曼荼羅の面影」を捉えることを目指し、 民間信仰の基層に思いをこらし、疎外された人々の姿を共感を持って描き出したのは当然なことであった。 ★★★中里介山(1885-1944) 大菩薩峠(1913-1941)ちくま文庫全20巻★★★ 伊勢 間の山節 (あいのやまぶし)・・・伊勢古市の場面でうたわれる ゆうべあしたの鐘の声 寂滅為楽と響けども 聞いて驚く人もなし 花は散りても春は咲く 鳥は古巣へ帰れども 生きて帰らぬ死出の旅 野辺より那処の友とては 金剛界のまんだらと 胎蔵界のまんだらに 血脈一つに珠数一連 これが冥土の友となる (半地元民ながら、間山とは外宮と内宮を通じる道、秀吉が道をひらいたこと共に知らなかった。) |