午前十時の映画祭
来年のことだけど、映画好きに朗報。 洋画資産から選定された50本が、1年かけて上映される。 今は、いつもどこでも映画は1000円だから、暇つぶしには一番である。 ただ、10時開演で一日一回かぎり、朝の段取りがいる。 大阪では1箇所、TOHOシネマズ なんば(高島屋前)、あと全国では25館。 スティング、裏窓、鉄道員、カサブランカなどは外せないし、 全作品がオリジナルニュープリントということで楽しみである。 |
来年のことだけど、映画好きに朗報。 洋画資産から選定された50本が、1年かけて上映される。 今は、いつもどこでも映画は1000円だから、暇つぶしには一番である。 ただ、10時開演で一日一回かぎり、朝の段取りがいる。 大阪では1箇所、TOHOシネマズ なんば(高島屋前)、あと全国では25館。 スティング、裏窓、鉄道員、カサブランカなどは外せないし、 全作品がオリジナルニュープリントということで楽しみである。 |
記念館は「坂の上の雲」で忙しく、 おちこちからの来館者でにぎわう。 小説が書かれた時代背景が見れるのも、 関連の企画展がある今。 常設ディスプレーの自筆色紙も替わった。 司馬さんの色紙から、西行の詠めるはこれ。 |
新聞の新刊書評で見つけていた。「熊野 神と仏」 熊野本宮と金峯山寺、その間に専門家が入った対談が面白い。 トークものは話しの思わぬ展開が楽しめ、 書き物にない面白さがいい。 本地垂迹の説明が、ここではじめて解ったような気がした。 |
来年は学年でいえば古希を迎える年になる。 小学校中学校の仲間が、催しをすでに一番乗りで進めていて、 早くからの連絡で日程だけは押さえている。 少し前に案内状が届けられた。 思えば、定年後の10年は自由に過ごす気分でいたのが、 それも少しずつ叶えられ、残りは少しになっている。 この残りの間の、何をするを考える時期にきている。 |
坂の上は、司馬さんが40代の10年を費やした代表作のひとつ。 時代を調べつくし書いた結果は、この後の仕事において、 この時代を降った舞台の小説がない。書ける人物、書ける題材がなくなったそう。 だからこの小説は司馬さんにとりいち大エポックなはず。 坂の上においては、戦況の時間と場所を間違わずに書くという作業がつづき、 些細な事実でも間違えれば無意味になってしまうと、 緊張で心が、かさかさしてくる。と他所で書いている。こういう時、 空海の漢文「四六駢儷体」というのを読んで精神が癒されたという。 これが後の空海の風景につながっていくとは、 まことに読書好きで書き物好きなのだと思わせる。 坂の上のTVドラマをいえば、不思議と新聞、週刊誌が評を上げないこと。 同業TV界は他人をいうことは無く、静かなのはいいとして、 週刊誌が静かなのは不思議なことと言える。 |