への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

初夏のきときと日本海 ④金沢

2022年06月09日 | 旅行

旅の二日目(2022/6/2)。

 

昨晩は部屋の両サイドに奈良県の中学校の修学旅行が入っていて、音が聞こえてきて、よく眠れませんでした。一般客と接する場合、通常、一部屋空けるとか、隣は引率教員の部屋を充てるとかしますが、そういう配慮はありませんでした。

 

眠い目をこすり、朝食へ。昨晩の一階下でブュッフェをいただきました。

この日も流儀にしたがい、和洋両方を平らげました。

 

 

近江町市場

部屋に戻り、一服したあと、近くの近江町市場に。

部屋から地上に下りると、ホテルの外壁に看板。

おっ、週末は祭りだね

 

ここから、市場に入りました。

 

朝の風景だね、どこも開店の準備中だ

 

こちらは、魚屋さん。

値札は、つけないのかなぁ?

 

おっ! 白えび。残念、満腹で食べられない

 

市場内を一周したあと、小カブ5つ入り200円を買いました。

このあと、長町武家屋敷跡界隈に移動しました。

 

 

大野庄用水

駐車場から武家屋敷に向かうと、りっぱな和風の建物がありました。

金沢市老舗記念館といいます。明治11年に建てられた、中屋薬舗の建物だそうです。

 

実はこの建物、もとは別のところにあって、寅さんの映画(第9作『柴又慕情1972年夏公開)にも出てきているんです。

映画

現在

 一階屋根の看板は、建物内部に展示されているようです。

 

老舗記念館の向かいには、水路があって、大野庄用水といいます。

すごい水量! 落ちたら大変

この用水、犀川(さいかわ)を起点に、長町の武家屋敷の土塀を背に流れています。

 

用水に沿って、武家屋敷の方向に向かいました。

 

この橋を右に渡って進むと、武家屋敷跡に入ります。

土塀の中にはどこも、りっぱな木が生えていました。

 

この橋のあたりから、用水と土塀を撮った場面も、寅さんに出てきます。

映画

現在

手前の橋、新しく架けられたようです。

 

用水に沿って先に進むと、武家屋敷の中で唯一公開されている野村家がありました。

ここの日本庭園、『ミシュラン・グリーンガイド』にも紹介されているそうですよ。

 

用水はその先にも続いていました。

 

武家屋敷跡に入るために、あの橋まで戻って行くことにしましたが、

用水沿いのこの道路、抜け道になっているようで、交通量が非常に多かったです。観光客にとって危険なところでした。

 

武家屋敷界隈の散策ルートを地図で確認すると、

青線が大野庄用水の散策ルート、オレンジ線が武家屋敷の散策ルートです。