ロシアの蛮行、ほんとうに腹が立ちます。わが家でもロシア制裁を実施することになりました。そのために、日露貿易について調べてみると。
2020年、日本からロシアへの輸出総額6287億円。日本のロシアからの輸入総額1兆1455億円。つまり日露貿易は、ロシアが大幅黒字でした。
ロシアからの輸入品を見ると、LNG(21.9%)、石炭(17.0%)、原油(16.8%)、パラジウ(14.0%)、魚介類(9.0%)等です。
「個人で不買できるのは、魚介類だけだなぁ」
2020年、ロシアから主に輸入した魚介類は、カニ、サケ・マス、タラ・タラの卵、そしてウニが4本柱でした。生、冷蔵、冷凍、缶詰など形態はいろいろです。
とにかく産地をしっかり確認して買うことにします。練り物等加工品で怪しいものも買いません。外食時も、怪しいものは注文しません。個人としてできることは微々たるものですが、怒りを行動として示すことにしました。
さっそく近くのスーパーで確認すると、
タラの切り身。トレーに貼られたシールにロシア産の文字。
「鍋の具材のタラは、今後、北海道産のみだな」
タラコ・明太子。数社の製品が並べられていましたが、トレーを裏返すと、全てに「ロシア産又は米国産」の文字。
「好きなタラコは、食べるのをやめだ」
ところでロシア経済、いびつです。化石燃料一本足打法です。
「この国の経済に打撃を与えるのは、たやすそうだけどなぁ」
ヨーロッパ諸国はロシアからガスを大量に買っているから、ロシアに強く言えない。そこでヨーロッパお得意の再生エネルギーの比重を更に、急速に高め、エネルギーのロシア離れを進める。一方でアメリカは、シェールオイル、シェールガスを大量に生産して国際価格を下げる。こうすれば、ロシアは痛いんじゃないでしょうか。素人考えでしょうか。