奥さん 「荷物が届いてるよ」
見たら、長男の嫁からでした。解いてみると、
への次郎 「SOGOかぁ」
この包みの中身、想像できました。開けると、
への次郎 「やっぱり」
桐箱に、のし紙がかかった父の日のプレゼントでした。桐箱を開けると、
「純米大吟醸 吟雅凛匠(ぎんがりんしょう)」の文字。
調べてみるとこのお酒、常温かやや冷やして飲む方が、お酒本来の美味しさが味わえるそうです。で、
夕食時に1時間程度冷やし、加賀で買った九谷焼の盃に注ぎました。
への次郎 「美しい景色だ」
口に含んで、ころころ、ごっくん。
への次郎 「うまいよ、これ! 淡麗だけど、旨口だ」
奥さん 「そうでしょ。モンドセレクションで最高金賞受賞してるそうよ」
ほろ酔いになるまで呑んで、4合瓶をくるっと回したら、
瓶の後ろに山形県鶴岡市の文字。
への次郎 「庄内かぁ・・・」
未知の土地。
"Come on" と声を掛けられたような気がしました。