6月になったその日、東海北陸道を一路北上、日本海をめざしました(2022/6/1)。
この道を走るとき、必ず一度、トイレ休憩を入れます。それがここ、ひるがの高原SA。標高、高いですよ、860メートル。
ここから見える向かいの山、大日ケ岳です。
「筋状に見えるのは、スキー場?」
一服したあと、さらに北上。白川郷、五箇山を通り過ぎて、富山県の砺波(となみ)平野に来ると、
「麦秋だ!」
麦がキラキラ光っていました。収穫まじかです。
やがて北陸道に入り、富山県射水(いみず)市にある小杉インターで下道におりました。やって来たのは、「富山県民が選ぶ!絶対に外さない回転寿司5選」の一つ、番屋のすし。
●番屋のすし
開店前に来たのに、すでにシニアが行列。
店内に入ると、こんな感じ。
ここでは、寿司は回っていませんでした。メニューを見て注文します。
で、注文したのが、番屋ランチ11貫、“富山湾の宝石”白エビと、“富山県の郷土料理”ホタルイカの沖漬けです。二人でこれだけに抑えました。次の店が待っています。
への次郎 「白エビ、甘っ! ホタルイカ、塩辛っ!」
奥さん 「魚の鮮度が違う!ほんとに、きときとだわ」
きときととは、新鮮という意味の富山弁。おくさんは、富山人になっていました。
●雨晴海岸
お腹に余裕を残し、すし屋を出店。海岸沿いに氷見をめざしました。30分走ると海が見えてきて、海沿いにあった道の駅・雨晴(あまはらし)に入りました。
早速、海岸におりようとしたら、手を合わせる女性が…。
「うん!? 義経社?」
読むと、京都から奥州に落ち延びる源義経が、ここで岩に隠れ、にわか雨が晴れるのを待ったそうです。ここ雨晴海岸の地名は、その逸話に由来するそうですよ。
海岸に下りると、義経が身を隠したという岩が、
義経岩といいます。
「ウミガメにも見える。ここに隠れたのかなぁ」
義経岩から対岸を見ると、
「これだ!!」
富山湾にそそり立つ岩、その上に生えた青松、背後には雪をいただく立山連峰。しばらくこの絶景をながめていました。
浜から上がると、目の前に道の駅。駅のスタンプをもらうために、中に入りました。
細長い建物の奥に、売店がありました。商品を見ていたら、これ発見!
ザワつく金曜日という番組の、第1回ご当地カップ麺No1決定戦で優勝した富山ブラックです。
富山ブラックを買い、道の駅のテラスで海を見ていたら、列車が過ぎ去って行きました。
「氷見行きだ!」
誰かの声がしました。
「あっちが氷見のようだね」
われわれも急いで出発。列車を追って、氷見に向かいました。