棚田で、赤とんぼを撮っていたら、いい時刻になっていました。
「そろそろ、ご飯かな」
ここに来る途中、棚田の少し手前の県道沿いに、小さな食堂らしきものがありました。で、そこに行くことにしました。
●坂折棚田
棚田と石垣を見ながら、上の駐車場までバックです。
「駐車場は、あの建物のあたりだなぁ」
「下から見ると、きれいな石垣がよく見える」
「この彼岸花、満開だ!」
●不動の滝 駅
県道沿いの食堂にやって来ました。三角屋根の下に看板。不動の滝駅と書いてあります。
「道の駅じゃないよなぁ」
「皆さん、すごく買っています」
行ってみると、軒下と店内に、地域でとれた野菜、加工品や特産品が並べられていました。
店員さんに聞きました。
への次郎 「食堂はありますか?」
店員さん 「隣の続きにあるんですが、コロナで臨時休業中なんですよ」
ここでも、感染症対策を徹底していました。
への次郎 「じゃ、弁当は?」
店員さん 「今、売り切れて。ちょっと待って。栗おこわ弁当なら、1つ作れます」
選択の余地なく、栗おこわ弁当を1つ買って、ここを後にすることにしました。
代金を払いながら店員さんに聞いたら、ここは地域住民が運営している野菜販売所兼食堂だそうです。ちょつと見たところ、駐車場が狭い小さな道の駅、という感じでした。
野菜販売所から少し走ったところに、車を数台止められる駐車帯がありました。いい具合に木陰ができていて、ベンチ石もありました。
「ここで、弁当だ」
弁当は、こんな感じ。
鳥の唐揚げ以外は、この地区の食材のようですね。膝の上にのせて、いただきました。食べてみると、けっこうな量でしたよ。
「満腹、満腹」
お腹もくちくなって、木陰でしばらくボ~ッとしていたら、知人の言っていたことを思い出しました。
「秋に恵那に行ったら、大津屋の栗粉餅(くりこもち)だ」
なぜそう言ったのか知りませんが、そこに寄って帰ることにしました。
つづく