中央道を東に走り、恵那インターで下道に降りました。ここは岐阜県恵那市です。
市街地から北西に、川沿いの県道を上っていって、中野方(なかのほう)地区にやって来ました。東西を高い山に囲まれた谷あいの地区です。
ここに、棚田100選に選ばれた坂折(さかおり)棚田があります。
「坂折棚田保存会」より
地区内に入り、野瀬バス停のところで左折して坂道を上ると、工事中。で、指示に従い、細い山道を迂回して、棚田の頂上部に着きました。
前方を見ると、道の下に駐車場があったので、そこに車を止めました。
駐車場から下を見ると、
「棚田だ!」
右奥に見える山は笠置山、標高1128m。走ってきた県道は、下の谷底にあります。
左に回って、下りて行く道を探すと、
ありました。右下には、草刈りをしている人。
「そろそろ稲刈りがあるのかな?」
駐車場の下あたりに来ると、田んぼの中に、何やら石が。
説明書きによると、田の神様だそうです。
「おや? 田んぼにプレート。中野方小学校 ?? 」
家に帰って調べたら、ここにはオーナー制度があるそうです。プレートに書いてあるのは、オーナーさんの名前のようです。
右に見える赤い花は、彼岸花。ちらほら咲き始めていました。
かなり下に来ました。振り返って見上げると、
「うぉ!石垣が立派」
足元を見ると、5センチ程度の小さな赤とんぼです。
草むらでは、コオロギが鳴いていました。
「秋だなぁ」
つづく