曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

誰が名付けた・・・ヘビイチゴ

2019-05-13 | 絵  ②スケッチ

田植えが終わり、すくすく伸びてきた可愛い稲が5月の風にそよいでいます。 そんな田んぼの畦道の一角に見つけました~~ 雑草の中からのぞいている赤い小粒のイチゴたち!! 

この可愛いイチゴが、蛇イチゴと呼ばれ、あるいは毒イチゴとまで呼ばれているのは余りに可哀そう!! なんでも、湿気の多い蛇の出そうなところに生えているから・・・とか、蛇が食べるようなイチゴだから・・・とか、このイチゴを食べる小動物を蛇が食べるから・・・とか言われてこの名になったということですが・・・

確かに、美味しくないけれども、焼酎漬けにすれば立派な漢方薬として使えます。 炎症止めの効用があるので、虫刺されやニキビ、あせもにも良いとか、、、

作り方は簡単で、瓶に半分ほどの蛇イチゴ(洗って水けを拭いた)を入れ、焼酎(or35度のホワイトリカー)を瓶いっぱいに注いで、冷暗所に2週間ほど保存し、液が茶色になったら使用できます。 さらに時が経つと液は美しい琥珀色になってきます。

それを聞いて面白そう!と何年か作っては友人たちにプレゼント(押しつけ??)したりしていましたが、家ではあまり使わないので、最近は雑草の中に赤く光っている蛇イチゴを見て楽しむだけになりました・・・

 

コメント (8)