グループ展のために作品を入れて送る段ボール箱を、以前の作品展に展示した作品の梱包を解いて再利用することにしました。 驚いたことに、梱包を解いて2年振りに見たその作品は我ながら頭を捻ってしまうくらい暗い・・・・・ あの頃は夫の介護をしながら、先が見えない悲しみを抱えていた時期・・・思うようにならない現実から抜け出そうと、10年余り続けたブログの八つ当たり引っ越しまでしてしまったほど・・・
現状はどうかというと、その状況は変わらず、むしろ悪化していると言えるのですが、私自身現実を受け入れ、その中で楽しもう、という風に考えるようになりました。 そして、絵に投影された陰気な自分の姿を自分が納得できるよう手を加えてみたい・・・と。
元々は大好きな桜の花を丁寧に描いてみたい、そして北の方向にいつも姿を見せている筑波山も一緒に・・・と思って描いた作品でした。 泣いている桜ではなく笑っている桜に・・・ 群青と黄色で暗い空を塗ったら・・・少し微笑みが戻ってきたようで、なんだか嬉しい♪ この調子でもう少し笑わせるには・・・と目下楽しみながら筆を持っています
泣いてる・・・