勝手にファンの福岡伸一さんの
著書「動的平衡」ですが
今ひとつピンとこない・・・
で
これならどうか・・・と見つけたのが
対談の名手と言われる阿川佐和子さんとの対談集
「センス・オブ・ワンダ―を探して」です
全く異なる人生を歩んできたお二人の対談は
分かりやすくテンポよく
動的平衡の考えも平易に語られていて面白いのです・・・
お二人の立ち位置が同じであることは
福岡さんが以下のように記していることでもよく分かります
「この対談に、もし通奏低音のようなものがあるとすれば
それはこんなことだったのではないかなと思う。かけがいのない子供時代。
私たち人間は、それをことさら長引かせるようにあらかじめ与えられている。
阿川佐和子さんと私は、同じような物語に接して子供時代を過ごした。
そして、それぞれ全く異なった道を進んで大人になった。
でも、私達はおなじことを大切だと思っている。」
センス・オブ・ワンダー・・・神秘さや不思議さに目を見張る感性のこと
だそうです
福岡ハカセが取り組んでおられる分子生物学と言う先端の研究は「生きているとはどういうことか」との探求であるにもかかわらず、主流の考えにならないという現実があることを知って驚いています。 動的平衡の立場に立つと機械論的な考え方が馴染む資本主義社会とは相容れないからだ・・・というのが福岡ハカセの考えだそうです・・・
こうなるともうお手上げ状態ではありますが、いずれ研究を続けられ「動的平衡」が主流の考えになることを期待したいと思います。 福岡ハカセは自分が生きているうちには難しいかもしれない・・と仰っておいでですが・・・
咲くのが遅れていたラベンダーが咲き始めました
頭にリボンをつけたフレンチラベンダーです
奥のイングリッシュラベンダーは未だ
花穂の姿が見えません・・・
今年は咲かないのでしょうか・・・
ラベンダーの横の石板の向こうに
金魚が泳ぐ睡蓮鉢があります
私が近づくとすぐに寄って来て
大きな口を開けて餌をねだる可愛いペットたちでした
それが昨日
鉢の上にかけていた金網を押しのけて
金魚が襲われてしまいました
野良ネコ?の仕業です
野良ネコの散歩のテリトリーに入っていて
フン害に悩まされていたのですが
まさか金網をどけて
金魚を狙うなんてことは
考えてもいませんでした
10年以上平和に過ごしていたのに
悲しいです・・・