曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

誰が名付けた・・・ヘビイチゴ

2019-05-13 | 絵  ②スケッチ

田植えが終わり、すくすく伸びてきた可愛い稲が5月の風にそよいでいます。 そんな田んぼの畦道の一角に見つけました~~ 雑草の中からのぞいている赤い小粒のイチゴたち!! 

この可愛いイチゴが、蛇イチゴと呼ばれ、あるいは毒イチゴとまで呼ばれているのは余りに可哀そう!! なんでも、湿気の多い蛇の出そうなところに生えているから・・・とか、蛇が食べるようなイチゴだから・・・とか、このイチゴを食べる小動物を蛇が食べるから・・・とか言われてこの名になったということですが・・・

確かに、美味しくないけれども、焼酎漬けにすれば立派な漢方薬として使えます。 炎症止めの効用があるので、虫刺されやニキビ、あせもにも良いとか、、、

作り方は簡単で、瓶に半分ほどの蛇イチゴ(洗って水けを拭いた)を入れ、焼酎(or35度のホワイトリカー)を瓶いっぱいに注いで、冷暗所に2週間ほど保存し、液が茶色になったら使用できます。 さらに時が経つと液は美しい琥珀色になってきます。

それを聞いて面白そう!と何年か作っては友人たちにプレゼント(押しつけ??)したりしていましたが、家ではあまり使わないので、最近は雑草の中に赤く光っている蛇イチゴを見て楽しむだけになりました・・・

 

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散歩で見つけた野の花

2019-05-10 | 絵  ②スケッチ

青葉若葉が眩しい季節になりました。 道端の草むらに野の花がひっそりと咲いているのを見つけながら歩く楽しみが増えました。 

左の花はニワゼキショウ。 小ぶりの株を抜いてきて手乗り盆栽用の鉢に植えて、玄関先のお地蔵さんの前に置きました。 地味であまり目立たない花ですが、よく見るとなかなか可愛い花です。10年程前、可憐な感じが気に入って、気軽に庭に植えて置いたら、こぼれた種からあちこちに芽を出してきて慌てたことがあります。 強い繁殖力から、花言葉は「繁栄」「豊かな感情」なのだとか・・・ 今回も同じ目に遭わないように、気を付けて花を楽しもうと思っています。                                       

 真ん中の花はお馴染みのハハコグサです。 草むらの中でひときわ、黄色い花でアピールされた気がして手折ってきました・・・ 春の七草の一つゴギョウがこの草で、咳止めの薬効があるそうです

右がカタバミ科のオキザリス。 葉が紫色をしていて中に赤紫色の模様入り。 葉の裏も赤紫色をしていて面白いです。 花は薄いピンク色でなんとなくたおやかな感じです。

 

 

 

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人生やり残したことはありませんか?

2019-05-08 | あれこれ

こんな見出しタイトルに気を引かれて、読んでみました。 時々お茶を注文している京都のお茶屋さんのDM月間誌「茶の間」新茶号。 その中で「質問家」という珍しい職業のマツダミヒロさんが「魔法の質問」で自分の隠れた本音に気づく方法について述べていて、面白そうなのでご紹介します。

『前提となるのは、これはアドバイスではなく「質問」で本音ややる気を引き出すこと。 そのために必要なことはティーチングではなくコーチングである。 コーチングはティーチングと違い、相手に目標を決めてもらって、どうやったら目標を達成できるか、サポートすること。 教えるのではなく、相手から引き出すことが大切。 そのための「質問」であること。

「魔法の質問」のルールは3個だけ。 ①答はすべて正解  ②答が出なくても正解  ③答は全て受け止める。 (問いかけるのが自分でも他人でも同じ)

これから、いよいよ実践編です。             

質問:1)

「これからの人生で最も失いたくないものはなんですか?」 「どんな時間が一番豊かさを感じますか?」  「誰と共に過ごしたいですか?」 ・・・この質問の目的は、自分の心が満たされる状況を知ること。 自分が何を幸せに思うか、どんな瞬間に幸せを感じるかを発見し、自分の心が満ちている状態を知ることが、大切。

質問:2)

「何でもやっていいとしたら、なにがしたいですか?」・・・ 仕事や地域の中での正解を考え、自分を押し殺していたり、見失ったりしている場合が多いので、それらの制限を外すために・・・   「アイドルのコンサートに行きたい」「一日中ボ~としていたい」・・などなど、なるべく多く、できれば100個位、数が大事。

「全然思いつかない!」という人は、逆に「これから二度とやりたくないことを書き出してください」・・・「家事をやりたくない」「○○○○の世話」・・・などなど・・・ここから刺激されてやりたいことが見えてくるかもしれないので。

一通りで尽くしたら、改めてそれらを見直して、本当にやりたいことを選別していく。 「何故それをやりたいのだろう?」と確認していくと、これからの人生で取り組みたいことが見つけられます。

気を付けたいのは、進める時の質問の仕方で、「何でやらなかったの?」「何でできないの?」と「何で」で始まる質問は要注意。 これは自分や相手を責めるための質問なので、答えに「言い訳」が帰ってくるからです。

「何故それをしたいと思ったか」を考えると、自分の欲求の本質に気づき、自分が何をしたいのか知ることができます。        以上』

 

何だか面白そうだけど・・・この年になって今更・・・とも思いましたが、それでも毎日生きていかねばなりません。 この辺で無意識にやっていたことを立ち止まって考えてもいいかな・・・と。 やりたいことは山ほどあるものの、自由に行動しにくい今の状態で、自分の中でどれ程の答えがでてくるものか・・・やってみてのお楽しみ!! マツダミヒロさん 言うところの「今までとは違った人生になる」でしょうか

        

 

 

 

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玄関先に笑みこぼれ・・・

2019-05-05 | あれこれ

学生時代の友人が三鷹から遊びに来てくれました。 最寄り駅まで車で迎えに出て、あれこれ話しながら約15分ほどで我が家に到着。 玄関先まできたとき、友が『アラアラ、みんなが笑っている!』と大喜び。 ビオラとパンジのー寄せ植えと後ろの台に乗せられた君子蘭、そして、石像のお地蔵さんと足もとのマツバギクの一角を見ながら、『みんなで大歓迎で迎えてくれているみたい』と・・・

そういえば、君子蘭は満開でビオラやパンジーもずっと咲き続け、マツバギクは咲き始めたところ。 優しい感じのお地蔵さんをイメージして彫った石像はいつも玄関先で迎えてくれていますが、丁度花の盛りの良い時期に彼女が遊びに来てくれて、楽しいおしゃべりの花が咲きました。 

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植田の上を風が行く

2019-05-03 | 暮らし

毎年、5月の連休中に、この地域の農家の人たちは、一家で田植えを済ませます。 4月中頃から下旬にかけて田に水が張られ、代掻きされると、水面に映る青空に爽やかな潤いを感じて、散歩の足も軽くなる気がします。 そのうち気が付くと、なんと見渡す限り早苗が並び、すがすがしい田になっています。  毎年見る光景ですが、見る度に感動してしまいます。  

今日もそんな見事に田植えが終わった田の中を、カエルの大合唱に送られながら散歩を楽しみました。 こんな光景が毎年見られることを願いながら・・・

       忽ちに一枚の田を植えにけり    高浜虚子
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