お色直し中(^^♪

グループ展のために作品を入れて送る段ボール箱を、以前の作品展に展示した作品の梱包を解いて再利用することにしました。　驚いたことに、梱包を解いて2年振りに見たその作品は我ながら頭を捻ってしまうくらい暗い・・・・・　あの頃は夫の介護をしながら、先が見えない悲しみを抱えていた時期・・・思うようにならない現実から抜け出そうと、10年余り続けたブログの八つ当たり引っ越しまでしてしまったほど・・・

現状はどうかというと、その状況は変わらず、むしろ悪化していると言えるのですが、私自身現実を受け入れ、その中で楽しもう、という風に考えるようになりました。　そして、絵に投影された陰気な自分の姿を自分が納得できるよう手を加えてみたい・・・と。

元々は大好きな桜の花を丁寧に描いてみたい、そして北の方向にいつも姿を見せている筑波山も一緒に・・・と思って描いた作品でした。　泣いている桜ではなく笑っている桜に・・・　群青と黄色で暗い空を塗ったら・・・少し微笑みが戻ってきたようで、なんだか嬉しい♪　この調子でもう少し笑わせるには・・・と目下楽しみながら筆を持っています

                  泣いてる・・・

                  

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

台風とイチジク

台風19号が列島の広範囲に甚大な被害をもたらして去っていきました。　先の15号台風と合わせて、被害に遭われた皆さんに心からお見舞い申し上げます。　また、救助や復興のために日夜力を尽くして下さる関係者の皆さんに敬意と感謝の気持ちを捧げたいと思います。

私が住む地域も台風の進路に当たり、昨夜は強風と大雨に大分緊張した夜を過ごしましたが、幸い被害はほとんどなく、朝から玄関に取り込んだものを元に戻したり、庭や道路に散乱した枝や木の葉などの片付けに汗をかいた程度で済みました。　嵐の中まさかの地震があったのには驚きましたが・・・　また、利根川の中流域が決壊したため、この地域も浸水の恐れがあるとの警報が解除されたのは午後5時過ぎだったりしましたが・・・

子供の頃台風というと、長靴の上まで水が上がり、舟をこいで移動していた記憶があります。　家の周りの農家では、イチジク栽培をしていて、台風の後は必ず、台風で落ちてしまったイチジクをザルいっぱいに載せて『売り物にならなくなったから』と持ってきてくれたことを、覚えています。　大好きなイチジクを前に、子供の私は単純に喜んでいましたが、台風とイチジクがセットになって今も記憶の隅に残っています。　当時は、皮をむいてそのまま食べる方法しか知りませんでしたが、今では、ジャムのほかにもいろいろ変身させて楽しむようになりました。　　

そんな2品を以前、絵日記にして描いたものです。　大変な被害が出ている中ちょっと不謹慎かな・・・と思いながら、台風というと思い出すイチジクがなんだか懐かしく思えてＵＰしてしまいました・・・

 

グループ展無事終了いたしました♫

 

https://blog.goo.ne.jp/toyo0181/e/54fbb07e27559130035e38d8fbc4e190年に一度の美術を愛する校友達とのグループ展「オール青山美術展」が盛況のうちに終了いたしました～～　今年も個性豊かな力作が揃い、充実した美術展だったと思います。　何よりも楽しい雰囲気の中で仲間達との和・輪・話が一層深まった気がいたします。　

今年は開催日前日の搬入だけでなく、最終日にも昼前後の3時間位会場に顔を出すことが出来て、本当に良かった、と思っています。　最終日の今日は芳名帳で私の不在中に会場に来てくれた友人たちや、昔の教え子達の名前を確認することが出来て、ホッといたしました。　（昨年はどなたが来て下さったのか分からずに、お礼状も出せない失礼をしてしまった方々がいたものですから・・・）

今日は何年かぶりの再会を果たせた友人達とお互いの健康を確認しながら、短くも楽しいひとときを過ごし、これまた命の洗濯ができた気分です。　私の絵を見て『この後ろ向きの女性が痩せていない所がいい（笑）』との言葉に大笑い。　やはり、少しふっくらしている方が包容力がありそうでいいじゃない・・・ということのようでした。　そういう褒め方？をしてくれる人がいたり、『描きこみがすごいですね』との声には、ただただ恐縮するばかり・・・　なにせ今回は「参加することに意義がある」精神で何とか描き上げた作品なのです・・・　来年こそは気合を入れた作品を！！？？   描ければいいな・・・

今年特記すべき素敵な出来事は、ブロ友２人が会場に足を運んで下さったことです！！　これには本当に驚き、感激いたしました～～　

先ず、今朝一番の驚きは、日本の古い神社仏閣を訪れて、その建築の素晴らしさを美しい写真と共に丁寧に伝えて下さっているブロ友が、「渋谷、絵画鑑賞に街並み、湧く新しい息吹。』と題して、ご自分のブログ【大叔父・太田節三の慕情】の中で記事にして下さっていたことでした！！　昨日（7日）わざわざ会場に足を運び、温かな言葉で紹介して頂けたという、このグレートサプライズに驚き、慌てました～～　本当に信じられないほど有難い事です。

 もう一人のブロ友のびたさんとはのびたさんの「下町のうたごえ」に参加させて頂き、お会いしたこともあり、今日お見えになるということで、お会いできるのを楽しみにしておりました。　ところが、会場に到着してみると、受付で『先ほどＩさんがいらして、じっくり会場をご覧になってから、午後に用事があるので失礼しますと仰ってお帰りになりましたよ。　芳名帳にも一言お書きになって・・』とのこと　本当に、ガッカリしてしまいましたが、１１時半くらいにしか会場に行けない私の都合に合わせることが難しいご事情があったのでしょう。　

なにはともあれ、あらためて、ブログが広げてくれた新たな繋がりに心から感謝しております。

 

以下に私の目に留まった作品をご紹介したいと思います。

先ずは、一応私の作品💦　正面から撮った写真はブレていましたので、お隣の作品と一緒のところを。　バリ島でのスケッチを元に描いた「祈り」です。（右）

　　　　　　　　　　　　　

 

金箔遣いが見事な「歓喜」

　　　　　　　　　　　　

ちぎり絵ではなく「ちぎり絵画」と呼んで欲しいそうです

　　　　　　　　　　　　　　

 

東南アジアに生えている草「ショーラ」と出合ったことで、出来上がった作品「曼荼羅」　ショーラの茎を桂むきにして乾燥し、裁断して使うそうです。　日本でもソラ　シートという名で出回り始めたそうです。　

　　　　　　　　　　　　

 

子供時代に過ごした平城（ソウル）の教会・・・現在の日韓関係を憂い、一日も早い友好関係の復活を願って・・・　　

　　　　　　　　　

 

公園での楽しい光景「お昼ですよ～」・・・　モーゼスおばぁさんを思わせますね・・・

　　　　　　　　　　　　

 

「月映」月下美人をモチーフに、私のムサビの若い先輩の作品。　和紙を揉んで描く手法で。　この手法で描いたことはないので、ちょっと試してみたい気がします。

　　　　　　　　　　　　

 

いかがでしょうか、長くなりましたが、お楽しみ頂けたでしょうか。

ブロ友が完全な青山展の記録を撮って下さいました。　素晴らしい写真に感嘆の気持ちと共に感謝感激するばかりです。　どうぞごゆっくりお楽しみください。

https://blog.goo.ne.jp/toyo0181/e/54fbb07e27559130035e38d8fbc4e190　

グループ展の作品搬入へ

明日のグループ展開催を前に搬入作業に行って来ました～～　夫をディに送り出してからの出発でしたので、会場へは集合時間より1時間遅れの到着となりました。　既に作品は梱包を解かれて、決められた位置に並べられていました。　昨年まで自分たちでやっていた壁掛け作業は今年から専門業者に依頼することとなったため、大変楽な搬入となりました。　

お蔭で、業者さんが作業している間に、床に置かれた作品をじっくり鑑賞する時間が持て、それぞれの作品の作家さん達と作品について色々話を聞くこともでき大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。　各種美術展での入選作も何点かあり、今年もそれぞれ個性豊かな作品が揃いました。

料理研究家で知られる江上栄子さんは、その年によって絵画を出品されたり、工芸作品を出品されたりされるので、その多才ぶりに驚いていましたが、今日搬入に見えたので、色々お聞きしてみると、別に先生について勉強しているわけではなく、すべて、ご自分がやりたいようにやっているだけ、なんでも挑戦するのが好き、と聞かされました。　今年はアクリルで抽象画での参加でした。　

江上さんの右後の絵がそれです。　若い女性は私のムサビの先輩で高等部からムサビに進学し、日本画を専攻したそうで、彼女の後ろが素敵な月下美人の作品です。

　　　　　　　　　　　　　

 

卒業年度も専攻も違う校友がこうして各自の作品を持ち寄って毎年集う会は、私にとっては作品制作の大きな励みとなっています。　

お時間があればどうぞ会場に足を運んで校友達の力作をご覧頂ければ幸いです。

会期：　2019年10月4日（金）～8日（火）

会場：　ギャラリー大和田　（渋谷区文化総合センター大和田２階）

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　ハチ公もお待ちしています　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　

なんとか準備完了しました～～～

10月4日から開催される「グループ展」のための作品発送を終えて、ようやくほっとしています。 

今年は車の自爆事故に始まりなにかと気を揉むことが多く、集中して絵に向かうことが出来なかったため、以前バリ島にスケッチに行った時のスケッチをもとになんとか制作をした作品を出展することにしました。　緑豊かな大地と生き生きと咲いている色鮮やかな花々、そして祈りに満ちた人々の生活に心惹かれたことを思い出しながら色を重ねて描きました。

今年は搬入だけでなく、８日の最終日のお昼前後の３時間位会場に顔を出せる時間ができ、友人たちと会える楽しみを想って胸を弾ませています。 

気が付けば庭には暑い夏を乗り切った花々が元気に花を付けていて、庭の手入れをしなければ・・・という言う気になってきました。

 　　　　　　　　　　　　

 

紫式部は紫色の実を沢山つけ、ブラシの木も真っ赤な花を枝いっぱいに咲かせていますし、オキザリスは家の周囲を明るいピンク色の花でを彩ってくれています。　夏の花もまだ元気にしていますが、秋の花も出番を忘れずに姿を現してくれて、健気だなぁ、と妙に感心してしまいます。　

私も？来年は、充分に時間を掛けて納得のいく作品を出展したいものだ・・・と思っています。