駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

王様 カブトムシ外伝

2006年09月06日 | バンド
9月6日(水)
今日はPOWDERの練習日だった。
かつては毎週水曜日に練習をして、金曜日にライブというのがパターンだったが、ここ1~2年間ぐらいは定期のライブが少なかったり、メンバーが多忙だったり、メンバーの体調が極端に悪かったり(オレの事だ~すまんの!)で、なかなか毎週は練習できなくなっていた。
しかし、今月の9月30日(土)には、オレ達POWDERの一大イベントがあり、気合が入っているのだ。
それは、「王様と永沼ッカートニー&POWDER、カブト虫伝説ライブ」であるのであるのだ!
それで、今月の練習日には発売されたばかりの王様のニューアルバム「カブトムシ外伝」を聞き込んで、当日にどの曲をいきなり振られても瞬時に対応できるように備えるというのが、今のミッションなのである。

そこで、オレはCDを何度も聞くのだが、困っちゃうのがあまりにもゴキゲンなドラムサウンド!
ドラムしか耳に入らないのである。
ドラムを担当するのが“コージー三浦”こと「三浦晃嗣」さんである。って、そのままやんけ?
オレの尊敬するニッポンのメルさんである!
メルさんというのは、言うまでもないが羊ではない!
メルさんというのは、言うまでもないが横浜の謎のばあさんでもない。
メルさんというのは、メル友のことでもない。
メルさんというのは。もういい!
メルさんとは、世界一のロッキンロール・ドラマーであり、ザ・ベンチャーズの名ドラマーメル・テイラーのことであらせられるぞ!頭が高い!控えおろう!
これは浜松ベンチャーズのN津川さんから聞いたことだが、三浦氏は、97年にメルさんが亡くなられた後にメルさんの息子、リオン・テイラーがドラムを担当する際に、リオンにメルさんのドラミングを教えたと言う伝説があるくらい、メルさんの研究家であり、メルさんのドラミングを愛した方なのだ。
モチロン、メルさんだけではなく、世界の歴史的な一流ドラマーを徹底的に分析して、ドラム専門誌「リズム&ドラムマガジン」に執筆しておられる。
そんな、三浦さんのドラミングは、やはりすごいロッキンロールなのだ。

カブトムシ伝説では、リンゴ・スターの手癖足癖ドラミングを完璧にコピーして、ゴキゲンなサウンドに仕上げておられる。
そんな訳で、ドラムサウンドに全身で聞いてしまって、肝心の王様の歌詞や歌い回しが覚えられないのである。
ま、ドラマーのオレは、ドラムだけ聞いて覚えればいいんですけど。
う~む、サイコー!!
コメント (2)
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