駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

新ツインペダル

2006年09月16日 | ドラム&パーカッション
また新しい楽器を手に入れました。
パールのツインペダルP-2002Cである。
といってもペダルなので、楽器と呼べる条件には当てはまらないのではないかとも思う。
楽器というからには、ギターとかサックスとかスネアやシンバルみたいに自ら何らかの音を発するものでなければいけないのではないか。う~む。確かにこのペダルを叩くと「カチカチ」或いは「コツコツ」という金属音がするが、それは音楽的ではなくペダル自体に音楽的要素はない。
では楽器でないとしたら、こいつは「楽器の補助製品」とでもいうカテゴリーに当てはまるのか?例えばスティックだったりブラシと一緒か?それでは割に合わない気もする。金額的にスティックは千円前後なのだが、このツインペダルは定価で5万8千円ほどするのだ。高い安いは関係ないと思うが、何なのだろう。お、そうだスネアスタンドであったり、シンバルスタンドと同じカテゴリーだったりするのだろうか。そうか、そうなんだ。謎が解けたぞ。むふふふふふふ。
「こっら~!あにをゴチャゴチャわけわからんことゆっとるだ!」

コホン。
サテ、このツインペダルはつい最近手に入れたものだ。ずっと欲しくて何年も何ヶ月も買うのを躊躇していたものである。
実はオレはツインペダルを2台持っている。でも10年以上前に購入した代物で、大分古くなってよれよれなのだ。見た目にも機能的にもそろそろ寿命である。とはいっても、とにかく高いので万年金欠病のオレには高値の花だった。
そんな高嶺の花が、先週いつものドラム教室に行った時、店頭に“新品同様の中古品”として半額以下で展示してあるではないか。
思わず買い宣言をして、「今は現金がないので、来週持ってくるので取っておいて」と売約済みにしてもらってレッスンの仕事をした。
そして、休憩時間に暇つぶしに店頭に出てみると、「あ、さっきあのペダルを買いにお客さんが来ましたけど、売約済みにしたところで悔しがってました。タッチの差でしたね。」だなんて言われてしまって、運命的出会いを感じてしまったのだ。

ということで、今日一週間ぶりにペダルちゃんと再会して、初めて自分のものとしていじくってみた。というか、いじくるところが沢山あって戸惑った。
自分はペダルにはさほどこだわりがなく、たいていそこにあるペダルで事を済ませてしまうことが多いので、殆んど他人のペダルをいじくるということがないからだ。
で、今日は自分のペダルとしてというよりも、ドラム教室で、高校生のフットワークに悩める生徒君たちにパール社自慢の最高級品を踏んでもらって、何かヒントを得てもらおうと思ったのである。
普段のドラム教室のフットペダルは年代物で、ばねも伸びているし、チェーンもシングルなのでフットボードがゆらゆらと左右にぶれるのである。
モチロン、それだけであって別に問題は何もなく、自分にはとても馴染んでいてお気に入りなんだけど、やはり初心者の彼らには、今風の新製品が合うのかも知れないと思ったのだ。
案の定、一人の子は「ボクに合っているかも!すごく踏みやすい」という感想だったし、もう一人は「ボクのペダルと同じだ。ボクのものよりちょっとばねが硬いかな~」ということだ。
今の子達だよなって感じだけど、ともかく自分の考えはピッタリだった。暫くは、ドラム教室にこのペダルを持ち込むことにしようかなと思うのだ。
コメント (5)
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