ドラマーにとって何とも難しいというか厄介なのが、チューニングやミュートであります。
自分は、スネアやタムのチューニングについては長年の勘でやっていて、今の楽器はちょっとしたコツさえ掴めば、テキトーでもよく鳴ってくれたりします。
最近の楽器って、ドラムもヘッドも造りがいいので、テキトーにやってもそれなりの音がします。
それはすごい進歩で、昔の楽器を知っているオレなんかは驚きです。
戦後のニッポンは、復興により木材不足が続いていたので国産ドラムの素材なんてボロボロのベニヤ板ぐらいしかなかった時代。
だから何をどうやっても、ボロイドラムはボロイ音しかしなかった。
そもそも昭和の日本にはドラムなんてものは高級な贅沢品だったので、輸入品しかなかったわけで、一般庶民には手の届かない夢の楽器だったということです。
何せ1ドル360円の時代ですからね。
成金の趣味のオモチャみたいなものでしょうか。
だから、1950年や60年代のヴィンテージドラムというのは国産品では存在しないというわけなんです。
そんな中で、ムラヤマとかパールとかヤマハなど国産メーカーができて一般国民にも手が届く価格で商品化したんですが、先述したとおりあいにくの品質。
ですから、本格的にニッポンのドラムが世界に通用するようになったのが、70年代に開発されたファイバー製のパール製のドラム以降でしょうか。
そこからは、我が国ニッポンの誇る技術と繊細さで次々と新しいアイデア商品を開発し、さらに価格面でも「良かろう安かろう」で世界をリードしたといっても過言じゃありません。
話が違う方向へ走り始めちゃいました。
まあそんなわけで、ドラムのチューニングといっても、バスドラに関しては悩ましいもので、特にヘッドを穴あけしていない場合のミュートに関しては難しいもの。
バスドラのミュートはいろいろなメーカーからミュート商品がいっぱいありまして、気になる商品を手に入れては試しています。
ザ・スターキーで使用しているドラムセットのヘッドは、ラディックのリンゴモデルなのでヘッドの穴あけをやめました。
そこで、棒状のミュートを購入してセット。
REMO社のマッフリングシステムという、あのデイブウェックル先生の開発した商品。
打面と表面にも取り付けて完成。
ミュートし過ぎず、音量を変えずに適度な残響カットができていい商品でした。
ところが、ここで問題が。
ミュートを押さえる金具の取り付け部分が、強力なテープでバスドラの内側に貼り付けるタイプですが、この接着がどうも弱い。
バスドラムを保管する際に、平積みしていると打面か前面どちらかが上にきます。
それでミュート自体の重さに接着剤が耐えられなくて、次のライブの際に必ず剥がれ落ちるという現象が起こるようになってしまった。
さすがに輸入品のミュートだけに、接着剤の品質はやっぱりニッポン製には敵わないようです。
一度剥がれたらもうダメ。
毎回落ちるようになりました。
毎月のスターキー定期ライブの都度、ヘッドを外してミュートをセッティングし直すという、10分近い無駄な時間がかかるようになってしまったわけです。
穴が開いてりゃ手を差し込むだけなんですが。。。
ライブ前の時間が足りない中で、いったいどうしたものかと考えて・・・
そこで仕方なく片方の金具を取り払い、紐で引っ張る方式に変更。
紐は何にしようかと考えた末、家にあった100均で購入したパンツなどのゴム紐に決定。
平たいゴム紐ならヘッドに挟んでも浮き上がったりする影響が少ないということと、伸縮性があって打面に密着しやすいかなということで。
これで上手くいけばオッケーということで、来週16日（土）のザ・スターキーライブは万全の態勢で臨みますのでどうぞヨロシク！！
てなワケで、お後がよろしいようで。
8月～のライブ予定です
8月16日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
8月24日（日）バークレイ（豊橋）／Junk Crue 18：30～「ノリノリライブ」
9月 7日（日）ZERO（豊橋）／サウンドスタッフ音楽教室発表会
9月12日（金）カフェ・サイモン（浜松）／SOUL FINGER 21：00～3回ステージ
9月20日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
9月28日（日）CONNY CAT'S（浜松市・弁天島）／THE STARKEY 18:00～3回ステージ
10月 5日（日）ほの国百貨店（豊橋）／THE STARKEY
10月12日（日）コスモプラザホール（宇部）／SOUL FINGER
10月18日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
自分は、スネアやタムのチューニングについては長年の勘でやっていて、今の楽器はちょっとしたコツさえ掴めば、テキトーでもよく鳴ってくれたりします。
最近の楽器って、ドラムもヘッドも造りがいいので、テキトーにやってもそれなりの音がします。
それはすごい進歩で、昔の楽器を知っているオレなんかは驚きです。
戦後のニッポンは、復興により木材不足が続いていたので国産ドラムの素材なんてボロボロのベニヤ板ぐらいしかなかった時代。
だから何をどうやっても、ボロイドラムはボロイ音しかしなかった。
そもそも昭和の日本にはドラムなんてものは高級な贅沢品だったので、輸入品しかなかったわけで、一般庶民には手の届かない夢の楽器だったということです。
何せ1ドル360円の時代ですからね。
成金の趣味のオモチャみたいなものでしょうか。
だから、1950年や60年代のヴィンテージドラムというのは国産品では存在しないというわけなんです。
そんな中で、ムラヤマとかパールとかヤマハなど国産メーカーができて一般国民にも手が届く価格で商品化したんですが、先述したとおりあいにくの品質。
ですから、本格的にニッポンのドラムが世界に通用するようになったのが、70年代に開発されたファイバー製のパール製のドラム以降でしょうか。
そこからは、我が国ニッポンの誇る技術と繊細さで次々と新しいアイデア商品を開発し、さらに価格面でも「良かろう安かろう」で世界をリードしたといっても過言じゃありません。
話が違う方向へ走り始めちゃいました。
まあそんなわけで、ドラムのチューニングといっても、バスドラに関しては悩ましいもので、特にヘッドを穴あけしていない場合のミュートに関しては難しいもの。
バスドラのミュートはいろいろなメーカーからミュート商品がいっぱいありまして、気になる商品を手に入れては試しています。
ザ・スターキーで使用しているドラムセットのヘッドは、ラディックのリンゴモデルなのでヘッドの穴あけをやめました。
そこで、棒状のミュートを購入してセット。
REMO社のマッフリングシステムという、あのデイブウェックル先生の開発した商品。
打面と表面にも取り付けて完成。
ミュートし過ぎず、音量を変えずに適度な残響カットができていい商品でした。
ところが、ここで問題が。
ミュートを押さえる金具の取り付け部分が、強力なテープでバスドラの内側に貼り付けるタイプですが、この接着がどうも弱い。
バスドラムを保管する際に、平積みしていると打面か前面どちらかが上にきます。
それでミュート自体の重さに接着剤が耐えられなくて、次のライブの際に必ず剥がれ落ちるという現象が起こるようになってしまった。
さすがに輸入品のミュートだけに、接着剤の品質はやっぱりニッポン製には敵わないようです。
一度剥がれたらもうダメ。
毎回落ちるようになりました。
毎月のスターキー定期ライブの都度、ヘッドを外してミュートをセッティングし直すという、10分近い無駄な時間がかかるようになってしまったわけです。
穴が開いてりゃ手を差し込むだけなんですが。。。
ライブ前の時間が足りない中で、いったいどうしたものかと考えて・・・
そこで仕方なく片方の金具を取り払い、紐で引っ張る方式に変更。
紐は何にしようかと考えた末、家にあった100均で購入したパンツなどのゴム紐に決定。
平たいゴム紐ならヘッドに挟んでも浮き上がったりする影響が少ないということと、伸縮性があって打面に密着しやすいかなということで。
これで上手くいけばオッケーということで、来週16日（土）のザ・スターキーライブは万全の態勢で臨みますのでどうぞヨロシク！！
てなワケで、お後がよろしいようで。
8月～のライブ予定です
8月16日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
8月24日（日）バークレイ（豊橋）／Junk Crue 18：30～「ノリノリライブ」
9月 7日（日）ZERO（豊橋）／サウンドスタッフ音楽教室発表会
9月12日（金）カフェ・サイモン（浜松）／SOUL FINGER 21：00～3回ステージ
9月20日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
9月28日（日）CONNY CAT'S（浜松市・弁天島）／THE STARKEY 18:00～3回ステージ
10月 5日（日）ほの国百貨店（豊橋）／THE STARKEY
10月12日（日）コスモプラザホール（宇部）／SOUL FINGER
10月18日（土）バークレイ（豊橋）／THE STARKEY 20：30～3回ステージ
