駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ビートルズ本「ザ・ビートルズ・マテリアル」

2014年08月21日 | 読書
8月21日(木)
本屋に立ち寄ると、ついつい買ってしまうビートルズ本。
ここ1~2年、ビートルズデビュー50周年というリバイバルがあったせいか、本屋には必ず関連の新刊本が並べられています。
いちいちブームに踊らされて購入するわけではありませんが、手にとってパラパラと眺めて気に入ってしまうと買っちゃいます。。。
この本もそう。
ジョンとポールという神格化されてしまった偉大な二人じゃなくて、「エコノミークラス」の二人、ジョージとリンゴにスポットを当てたこの本。
めっちゃ面白い。
いや、決してこの二人を卑下してなんかいません。
むしろ、かの天才に隠れてしまった感のある二人の、あまり表立っていない功績というものにスポットを当てていて、しかも「ビートルズ後」の音楽活動を洗いざらい調べていて、これは素晴らしい記録本でもありました。
リンゴとジョージの「その後」のシングル・LPなどの情報は、オレみたいに遅れてしまったビートルズファンにとって、「どこからどうやって聞くべきか」というある意味宿題があって、判断に困るところだったわけですよ。
そこを時系列に、しかも時代の流れをもとに的確に評価していて、ダメなものはダメだし、いい出来はいいとハッキリ述べていて心地いい。
おいに参考になります。
オレ、高校生の時に買った「RINGO」というLPは、ここに来て最高の評価がなされていることに大満足。
リンゴはやっぱり「遅れてきた大天才」ということがはっきりと分かった、そんな一冊です。
コメント
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