12月8日(土)
毎年この日が来ると、この二つの件について考える。
まずはビートルズファンとして、ジョン・レノンの命日という日に思いを馳せる。死因が暴漢の凶弾に倒れたという衝撃的な事件だったため、いつまで経っても「悲しみの日」として毎年思い出されます。
ジョンは、ビートルズの創始者であるとともに、思想的な奇行やまっ先に亡くなってしまったこともあって教祖的存在となりました。12月というのも、クリスマス・シーズンとして宗教的な印象を深くさせているのでしょう。
それに比べるとジョージの命日は11月29日で、つい先日のことだったんだけれど残念ながらジョンに比べて印象がちょっと弱い。それは病死だったからかもしれません。偉大なメンバーであったことは変わりませんけれども。
オレはいつもの休日のように両親が眠るお墓参りに行き、親よりもジョンとジョージのことを思って手を合わせちゃったりして。
「そこには私はいません~」っていう歌がありますけど。
そして、日本人として忘れられないのは先の大戦の始まりの日である、真珠湾攻撃の日。
我が国が開戦を余儀なくされた原因などは諸説あり、ただ戦争をしたくてしたわけではないのは当然だけれど、米国ではこの日は「欲に狂ったジャップが卑怯な奇襲を起こした日」として強く認識されています。
折しも今日の夕方、ドラム教室へ出かける時間にクルマのラジオで聞いた、FM豊橋のラジオ番組「70年の記憶」のなかで真珠湾攻撃について、解説の安間先生が語っておられました。
かつて、ハワイの追悼施設に行って慰霊してきたそうだが、沈んだ「アリゾナ」の戦艦そのものが墓地となっており、そこにお参りする前に参加者全員に記念の映画を見せられるそうだ。世界中から観光に訪れて、もれなく皆が見るというその映画は、「卑怯な日本軍の奇襲による多大な被害と、反撃する米国軍の正当性、終戦のため原爆投下による勝利」というストーリーで、原爆が投下されてきのこ雲が画面に映し出されると、場内から拍手が起こるそうだ。
悪役ニッポン人をやっつける正義のヒーローアメリカ人ということなのだろう。この発展形が、中韓のジャパンバッシングでもあり、戦後70数年たち、この構図は固定化されていて、この意図的な誤解を解く方法はあるのだろうかなどと思う。
毎年この日が来ると、この二つの件について考える。
まずはビートルズファンとして、ジョン・レノンの命日という日に思いを馳せる。死因が暴漢の凶弾に倒れたという衝撃的な事件だったため、いつまで経っても「悲しみの日」として毎年思い出されます。
ジョンは、ビートルズの創始者であるとともに、思想的な奇行やまっ先に亡くなってしまったこともあって教祖的存在となりました。12月というのも、クリスマス・シーズンとして宗教的な印象を深くさせているのでしょう。
それに比べるとジョージの命日は11月29日で、つい先日のことだったんだけれど残念ながらジョンに比べて印象がちょっと弱い。それは病死だったからかもしれません。偉大なメンバーであったことは変わりませんけれども。
オレはいつもの休日のように両親が眠るお墓参りに行き、親よりもジョンとジョージのことを思って手を合わせちゃったりして。
「そこには私はいません~」っていう歌がありますけど。
そして、日本人として忘れられないのは先の大戦の始まりの日である、真珠湾攻撃の日。
我が国が開戦を余儀なくされた原因などは諸説あり、ただ戦争をしたくてしたわけではないのは当然だけれど、米国ではこの日は「欲に狂ったジャップが卑怯な奇襲を起こした日」として強く認識されています。
折しも今日の夕方、ドラム教室へ出かける時間にクルマのラジオで聞いた、FM豊橋のラジオ番組「70年の記憶」のなかで真珠湾攻撃について、解説の安間先生が語っておられました。
かつて、ハワイの追悼施設に行って慰霊してきたそうだが、沈んだ「アリゾナ」の戦艦そのものが墓地となっており、そこにお参りする前に参加者全員に記念の映画を見せられるそうだ。世界中から観光に訪れて、もれなく皆が見るというその映画は、「卑怯な日本軍の奇襲による多大な被害と、反撃する米国軍の正当性、終戦のため原爆投下による勝利」というストーリーで、原爆が投下されてきのこ雲が画面に映し出されると、場内から拍手が起こるそうだ。
悪役ニッポン人をやっつける正義のヒーローアメリカ人ということなのだろう。この発展形が、中韓のジャパンバッシングでもあり、戦後70数年たち、この構図は固定化されていて、この意図的な誤解を解く方法はあるのだろうかなどと思う。