駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

グリップ修正中

2020年06月05日 | ドラム&パーカッション
6月5日(金)  本日のJOG=45分
久々にドラムに関する真面目な話を書こうと思います。しかも基本中の基本である、スティックの握りについて。
まず、自分としてはスティックの握り方は個人の自由だと思っています。個性は十人十色。
好きなようにステックを持ち、好きなように叩けばよろしい。また椅子の座り方もどんな姿勢でもよろしい。猫背だろうが左右にブレていようが、それで効率よく、疲労もなく体も壊さずに、いい音で叩けていればオッケーなんです。
ただし変な姿勢や変な握りで叩けば、腰や手首を痛めたり、喧しいドラムだったり、スムーズなプレイができないドラミングとなってしまう。
そういうところを考慮して試行錯誤するうちに、自然と背筋も伸びていい姿勢で叩けるようになってくるというが持論です。

この頃の自己練習では、スティックの握りを改めて見直しています。
かつてグリップを見直したことは何度かあって、20年ぐらい前に大きく変えたことがあります。それは、スティックを支える支点を、親指と人差し指の2本にしていたものを、親指、人差し指、中指の3本に変えています。それにより、スティックのホールドが安定して、叩いた瞬間にスティックが暴れることがなくなりました。
さらに、この頃はステックのグリップエンドを手のひらで包むぐらいに長く持つという自分のクセを、意識して矯正するようにしています。
このクセは、長年のドラミングによって付いたもので、特に右手が気が付くとそうなってしまうことが多い。それはなぜかと言うと、スティックを長く持つことでパワーが増えることと、遠くのシンバルなどに届かせるために付いたクセなんですね。
ライブの盛り上がったところで、大きな音が必要な時には有効な握りですが、知らず知らずにこれで持つと効率が悪いし、細かいフレーズには不向きなんですね。

ビフォー
かつてのグリップはこんな形

支点が親指と人差し指の2本で、グリップエンドまで包み込んでいます。圧倒的なパワーが出ます。

アフター
現在の持ち方

支点は3本。グリップエンドまで包み込まないようにしている。

かつて、自分はロックドラマーだからということで、でかい音でスネアやタムを鳴らし切りたいという欲望が常にありました。そんな意識もスティックの握りに表れていたのだと思いますが、今は違っています。
ライブの会場により、音を抑えなくてはいけない場合には極細のスティックを使ってプレイもするし、グリップも3/2ぐらいの位置で握るようにしていますが、意識をしないと長く持ってしまうこともあります。
それで、この時期に徹底的に矯正するべく、意識をしつつ練習しているというワケなんです。

あっ、よく考えたら、このクセの原因はもう一つありました。
それは、自分のこだわりの部分でもあります。

次のネタにします。(笑)




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