駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

コンガ

2005年10月10日 | ドラム&パーカッション
(マイギアーのLPコンガ。ギャラクシーシリーズ、キント&トゥンバ)
ラテンパーカッションの中ではコンガが特に大好きだ。
ツクパクツクポコという8ビートが非常に気持ちいい。
ロックビートの2拍4拍のスネアに重ねた16分音符のコンガサウンドはたまらない。
そう、ドゥービー・ブラザースの「ロング・トレイン・ランニン」のリズムを想像しただけでワクワクしてくる。
POWDERへはそれがやりたくて参加したようなものだ。
当初はドラム担当ではなかったので、ビア・ガーデンでのライブは思い切りコンガを叩き、タンバリンを振り振り踊るのが楽しみだった。時代もよかったなー。

POWDER以前は「チェイン・ザ・ギャング」というバンドでパーカッションを担当していたこともある。
オリジナル曲は個性もあり秀作だった。もしかしたら売れていたかもしれない、とてもいいバンドだったが解散してしまった。
後にPOWDERでしびれるギターサウンドを聞かせてくれた頑固職人ギタリスト「ナータン」のリーダーバンドだ。
才能ある男だ。こだわりは並みじゃなく、POWDERではグレッチのセミアコで自分のサウンドを作り上げるまでの苦悩はよく分かった。
派手なソロは嫌がるが、時折入るオブリガートの音色に彼の魅力が満ちていた。

話がそれたが、コンガやボンゴなど皮モノの世界は入り口が狭く奥が深く非常に難しい。
初心者なら、まず手の痛さに30秒で泣きが入るだろう。
我流でやっていたのだがどうしてもサウンドに納得できないでいた時、親友から誘われて浜松のヤマハパーカッション教室に行ったことがある。
講師の「チコ島津」先生はラテパカのプロ中のプロで、その掌からたたき出すサウンドは音量といいヌケといい、これだ!と唸らせるものだった。
オレは目からうろこを100枚ほど落とし、それ以来コンガに魅了されたままだ。

だがサルサとかマンボなど、本格的なラテンバンドにはあまり縁がなかった。
本格的なラテンバンドでのライブは、サンタナのコピーバンド「浅棚」でティンバレスを、チコ先生の主催するラテンバンドではボンゴをそれぞれ一回こっきり演奏しただけだ。
中途半端だなー。今でもぜひ機会があれば参加したいと思っている。
現在は「WATTS」でパーカッションでの自分の可能性を模索中である。つーか遊んでいるだけじゃん。
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