駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ミュート最強版

2022年06月25日 | ドラム&パーカッション

6月25日(土) 本日のJOG=休む
自分は、いくつかのドラムセットをバンドごとに使い分けしています。その中で、今年に入ってビートルズ・バンドの「ザ・スターキー」用のドラムのミュートを少し変えています。



なぜかと言うと、去年の暮れに解禁された映画「ザ・ビートルズ:Get Back」に影響されたというわけ。
1部から3部の映画には、リンゴ・スターのドラムセットがたくさん見られます。リンゴファンなので、一瞬も見逃さないように目を皿のようにして何度も何度も観ちゃいました。
すると、スネアとかシンバルとかスタンド類とか、いろんなことがわかってきました。そしてミュートがハンパない。以前から布ミュートしていることは知ってはいましたが、あれだけ大胆に超デッドな状態にして録音していたんだとしっかり見ると、やっぱりやってみたくなります。ですが、あれをやっていいのは後期の限られた曲だけになります。
例えば、「Get Back」「Come Together」「Something」「While My Guitar Gently Weeps」などで、これら以外の曲では使えないんですよね。前・中期の曲はあのサウンドではないし、ルーフトップ・コンサートではスネアとフロアタムのみ布ミュートしてスモールタムはノーミュートだったので、もし完全再現しようとすれば、ライブ中にミュートを素早く変化させないといけません。
そんなわけで、いろいろ考えたあげく現在のミュート事情はこんな感じになったというわけです。

去年までは、スネアも各タムもガムテを裏返してリングミュートにして貼り付けて、そこに場面ごとにハンカチなどを貼り付けたりしていましたが、脱着に手間がかかって効率的に問題があった。今は全部クリップで最初からミニタオルを引っ掛けて、曲ごとに必要ならタオルを伸ばし、不要なら丸めてノーミュートにするという形にしました。
これで全くノーミュートっぽい音も、デッドなボコボコパタパタな音も出せるようになりました。写真の状態は、スネアはタオルを丸めてほぼノーミュート、両タムはタオルを少しかけて残響少なめの中期ぐらいのサウンドにしています。
ビートルズ・ドラムにおける、今考えられるミュートの最強バージョンだと思っています。
自画自賛だけど。ヘヘヘ。。。

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