駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

今年2度目のクリスマスパーティー

2005年12月05日 | ライブレポ
今夜は今年2回目のクリスマスパーティーだった。
場所は、浜松ハートランドである。
ここには大物シンガーやJAZZ屋さんがライブに来るということで知られている。
オレはかつて、世界に誇るスーパードラマー、神保彰のソロオーケストラを見に来たことがある。
パーティの賑やかしとはいえ、初めての場所は、多少の緊張感と期待感で楽しみなものだ。

しかし今回はPOWDERがご指名で呼ばれたのではなく、POWDERのキーボーディスト、サトキチ君が持ち前の顔の広さで、自分がもともと属しているユニットに声がかかったものだ。
そのユニットの都合がつかず、POWDERで代役をしたというわけだ。
いわゆるトラと言うやつだ。
したがって、殆んどのお客さんがPOWDERを初めて見たわけで、オレたち無名バンドがアピールするにはいい機会だったろう。

どこが主催するパーティか知らなかったが、どこやらのお店だったか企業の合同のパーティだった。名前は聞いたが失念した。そういうことは右から左だ。オレはそういうのは全然覚えられない。
年齢層は割と若く、20代後半から30代後半ぐらいのお客さんだった。

日曜日の夕方から出掛けるのは少々辛いものもあるが、そこは「仕事」だということで自分に納得させて出掛けた。
今日もドラムは持ち込みで、体力勝負である。

会場は広く、客席は150席ぐらい用意してあっただろう。
コンクリート打ちっぱなしの会場は音が回り、リハの段階では心配もあったが、お客さんが入ればなんのその、冬の衣類がしっかり音を吸ってくれた。
おかげで気持ちよく演奏できた。
いい音で、いい演奏ができた。と、胸を張ってステージを降りることができた。
演奏自体は1ステージのみで、さらっと終わったが、お客さんもノッて踊ってくれたし、POWDERをいい印象で知ってもらえることができたと思う。

演奏が終わってからパーティのお開きまでの間、メンバーは待つ場所がないのでトイレとか通路の寒い空間でしみじみとタバコをふかし待っていたが、1時間半ほど待ってもいつまでも終わる気配がないのでこっそりと機材を運び出して、こっそりと片づけをして車に積み込んで帰ってきた。
まあ、営業ライブというのはこんなもんだ。

いい時もあればそうでない時もある。おいしい思いもすれば不満が残る時もある。
ギャランティが多い時もあれば少ない時もある。もっともメンバーが多いので、よほど多くなければ、割ってしまうと帰りに払う駐車場代にもならない場合も多い。
そんな時は、オレたちはアマチュアなので「仕事」ではなく「遊び」だと割り切るしかないのだ。
アマチュアバンドのオレたちは、日曜日の夜、家で家族とTVを見て酒を飲んでいるのとどちらが良かったか、などと考えないほうがいいに決まっている。
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2 コメント

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そうねー (hey3)
2005-12-05 22:56:42
ある意味回遊魚なんだよね。

止まったら死ぬでしょ。

そうは簡単に死亡はしないと思うけど、

精神的に死んだようなもんでしょうね~
返信する
でもね (Watts)
2005-12-05 21:20:12
 なんだかんだ言っても好きなんですよ。俺もそうだけど家族はえらい迷惑?でも、やめたら死んじゃうよね~。
返信する

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