駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

松本清張シリーズ

2022年08月14日 | TVウォッチング

8月14日(日) 本日のJOG=45分
お盆真っ最中の日曜日とあって、さすがに皆さんお休みしていることでしょう。
うちは皆出掛けて誰もいないし、どうにも体がしんどいので、今日は家でTVの録画してあったドラマを見て過ごす。

4月からNHKで放送していた、40年以上前の「松本清張シリーズ」ドラマ3作品を観る。
今年は松本清張の没後30年という事で、深夜に再放送をしていて、ちょっと気になって録画しておいたものです。ヒマがなくてなかなか見られなかったので、じっくりと観る。
放送したドラマは、
第1弾「けものみち」 2022年4月9日(土) 
第2弾「天城越え」 2022年5月7日(土) 
第3弾「ザ・商社」 2022年6月4日(土)、と12日(日)

かなり長いので、今のところ「けものみち」と「ザ・商社」まで観ることができた。
「けものみち」は2話の2時間越え、「ザ・商社」に至っては4話あって時間は合計5時間だ。
初回放送が1978年~1980年で、当時の世相や風俗など垣間見ることができるが、40年の時代の流れに隔世の念があって懐かしいやら新たな発見に驚いたりする。
脚本がジェームス三木で、演出が和田勉というのも当時のNHKを表わしていて、時代を感じる。制作当時はバブル成長期だから金をふんだんに使い、海外ロケも大いに取り入れている。もう完全に映画なのだ。
また女優がすごい。「けものみち」には名取裕子と加賀まりこ、「ザ・商社」には夏目雅子に水沢アキ、中村玉緒。それぞれ色っぽいシーンだったり、今のNHKドラマでは到底無理な設定もたくさんある。
「けものみち」での名取裕子の色っぽさはすごかった。主役の山崎努との絡み、西村晃とのベッドシーンは目を見張る。凄い女優さんだなと今にして思う。
「ザ・商社」、当時の夏目雅子はとにかく美しい。決して演技は粗削りで上手くないとこんなトーシロが見てもそう思うが、体当たりの演技で、どんな汚れ役もいとわない気迫が感じられる。和田勉の推しでこの役に抜擢されたと聞くが、3話終盤には若き彼女のヌードも見られる。

ぱいおつは自粛する(笑)。見たければDVDかオンデマンド辺りでね。今も存命であるならば、いったいどんな女優さんとなっておられよう。

いやあ~面白かった。今のTVドラマと全く違う。出演者はやたらとタバコをふかし、やたらとポイ捨てする。やたらと酒を煽りやたらと女を抱く。セクハラ、パワハラ、差別は当たり前。今ではこんなドラマや映画は絶対に作れない。

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