『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

東山魁夷『唐招提寺御影堂障壁画展』

2021年12月04日 | 旅行

長野に行く用事があって、

そのついでに(「ついで」なんて言っては罰が当たりますね。)

いま、長野県立美術館で開催されている、東山魁夷の

『唐招提寺御影堂障壁画展』に寄ってみました。

県立美術館は、たしか以前は「信濃美術館」と呼ばれていたと思いますが、

新しくなったのを機会に「長野県立美術館」と改名されました。

昭和の人間としては、「信濃」という名称に名残惜しさはありますが、

まあ、令和の時代には、やはり「長野」が、相応しいのでしょう。

 

隣の「東山魁夷館」と併せて見学すると、

オール東山魁夷の絵画・デッサン・襖絵・墨絵等々、で

とても見ごたえがあります。

見学には、優に2時間はかかります。

 

唐招提寺「御影堂」(鑑真和上を奉るお堂)の全面改修に伴い

障壁画展が、開催される運びとなったようで、

東京のほかには、開催地は、

神戸市立博物館、富山県立美術館、

そして、ここ長野県立美術館、なのだと説明がありました。

 

障壁画は、御影堂に模して配置されており、

特に、入ってすぐの襖絵『濤声』には、圧倒されました。

また、床の間もそのままに『山雲』の壁画等も

見ていてちっとも飽きませんでした。

機会があれば、もう一度ゆっくり見に行ってもいいかなあ、

と思えるほど、久しぶりに感動して帰ってきました。

 

お近くにお住まいの方は、

ぜひ一度、足を運ばれるといいと思います。

開催期間は、来年の1月16日(日)までだそうです。

 

 

 

 

 

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