母が逝って、半年余。
春は初彼岸、夏の初盆、
そして秋彼岸。
特別なことはしないけれど、
家の周りや花畑に咲いている花を摘んで、
墓参りに行ってきた。
考えてみると
「家の周りの花を摘んで・・・」などということは、
今までしたことがない。
花を購入して墓参りをしていた、ということではなく、
墓参りそのものも、おろそかだった気がする。
秋の彼岸を丁寧にしてこなかった、ということなのかもしれない。
天ぷらを作ったくらいかな?
農繁期間中の彼岸だから、ということかもしれないけれど
母たちの時代から、
春彼岸のほうを大事にしてきた気がする。
墓参りはもちろんだけれど、
牡丹餅を作ったり、お寿司を巻いたりして。
そして、
現役時代は、考えてみると
この秋彼岸は、運動会と重なる時期で、
もう、彼岸のことなど考えられない!ってほど忙しいわけで、
だから、母たちがどうしていたか、なんてことも
記憶に残らなかった。
でも、
これから毎年来る秋彼岸、
「家の周りの花を摘む」が新鮮に感じたから、
毎年、こうやって墓参りに行こう。
帰りに、嬉しいおみやげがあったから。
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