『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

秋の気配Ⅱ

2024年09月11日 | 日記

いつの間にか、9月ももう12日です。

半分が過ぎようとしています。

 

「秋の気配」はしていたような気がするのだけれど、

結局、台風のあと、

ぶり返した暑さに「秋」はまた、どこかに押しやられてしまいました。

秋の気配はしなくても、

秋の恒例作業は終わっていきます。

先週、稲刈りが終わりました。

来週だろうと思っていた主人は、

畔の草刈りが途中だったので、慌てていました。

雑草があろうとなかろうと作業には関係なく、

大きなコンバイン3台で、

川のこちら側(向こうの田んぼとは地区が違うのです。)十数枚の田んぼを上から順に、

それこそ「あっ」という間に刈り取っていきました。

週末、刈り取った田んぼから、数本の落穂を拾ってきて神棚に供え、

今年も無事稲刈りが終わったことを主人が報告していました。

 

昔、父が元気だったころは、

家で食べるお米だけは、小さな稲刈り機で刈り取って

稲架にかけ、天日で干しました。

小学生だった息子たちも、みんな総出で手伝いました。

私は「お茶係」。

運動会の次位に、ごちそうを作ったような気がする・・・。

木影にござを敷いて、みんなで食べたその楽しかった記憶が

息子たちは残っているようで、

いつだったか、次男は

「また、あんなふうに、家の分だけでもお米作れるといいなあ。」

「子どもたちにあの経験をさせてやりたいなあ。」と言います。

 

この町の山の奥の地域には、馬耕で田んぼや畑を作って、

究極の自給自足を実行していらっしゃる方もいますが、

この生活をしている、今の私たちには

そんなことは夢のまた夢です。

(機械もとっくに廃棄していますしね、苦笑)

 

この暑さ、あっという間のコンバインでの刈り取り、

農作業から感じ取れる秋の気配、などというものは、

これからはもう、期待できないのかもしれません。

 

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