いつの間にか、9月ももう12日です。
半分が過ぎようとしています。
「秋の気配」はしていたような気がするのだけれど、
結局、台風のあと、
ぶり返した暑さに「秋」はまた、どこかに押しやられてしまいました。
秋の気配はしなくても、
秋の恒例作業は終わっていきます。
先週、稲刈りが終わりました。
来週だろうと思っていた主人は、
畔の草刈りが途中だったので、慌てていました。
雑草があろうとなかろうと作業には関係なく、
大きなコンバイン3台で、
川のこちら側(向こうの田んぼとは地区が違うのです。)十数枚の田んぼを上から順に、
それこそ「あっ」という間に刈り取っていきました。
週末、刈り取った田んぼから、数本の落穂を拾ってきて神棚に供え、
今年も無事稲刈りが終わったことを主人が報告していました。
昔、父が元気だったころは、
家で食べるお米だけは、小さな稲刈り機で刈り取って
稲架にかけ、天日で干しました。
小学生だった息子たちも、みんな総出で手伝いました。
私は「お茶係」。
運動会の次位に、ごちそうを作ったような気がする・・・。
木影にござを敷いて、みんなで食べたその楽しかった記憶が
息子たちは残っているようで、
いつだったか、次男は
「また、あんなふうに、家の分だけでもお米作れるといいなあ。」
「子どもたちにあの経験をさせてやりたいなあ。」と言います。
この町の山の奥の地域には、馬耕で田んぼや畑を作って、
究極の自給自足を実行していらっしゃる方もいますが、
この生活をしている、今の私たちには
そんなことは夢のまた夢です。
(機械もとっくに廃棄していますしね、苦笑)
この暑さ、あっという間のコンバインでの刈り取り、
農作業から感じ取れる秋の気配、などというものは、
これからはもう、期待できないのかもしれません。
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