認知症になったとき見る夢は
きっと、自分の一番心に残っている
体験や経験なのかもしれません。
だとしたら、
それは、幸せ体験が多いほうがずっといいですよね。
午睡から目覚めた母が呼びます。
「おかあさ~ん、おかあさ~ん」
行って見ると、さめざめと泣きながら
「友達がいじめるの。」
と、訴えました。
今の母は、小学1年生。
神戸から養女に来て、3年~4年と言うところでしょうか。
「みんなが、わしのこと、みなしごだって言うの。
おかあさん、どこにもいかなんでね。」
「そんなこと言う子には、お母さんが怒ってあげるでね。」
「ほんとう?」
母は、自分が養女に来た頃の心情について
私たちの前でめったに話したことはありませんでした。
同じような境遇の、
父の姉妹たちとは、話をしていたようですが
その頃のことはきっと、
幼心に、本当に切ない、また理不尽に感じる思いだったのでしょう。
だんだん母が、幼児になっていきます。
きっと、自分の一番心に残っている
体験や経験なのかもしれません。
だとしたら、
それは、幸せ体験が多いほうがずっといいですよね。
午睡から目覚めた母が呼びます。
「おかあさ~ん、おかあさ~ん」
行って見ると、さめざめと泣きながら
「友達がいじめるの。」
と、訴えました。
今の母は、小学1年生。
神戸から養女に来て、3年~4年と言うところでしょうか。
「みんなが、わしのこと、みなしごだって言うの。
おかあさん、どこにもいかなんでね。」
「そんなこと言う子には、お母さんが怒ってあげるでね。」
「ほんとう?」
母は、自分が養女に来た頃の心情について
私たちの前でめったに話したことはありませんでした。
同じような境遇の、
父の姉妹たちとは、話をしていたようですが
その頃のことはきっと、
幼心に、本当に切ない、また理不尽に感じる思いだったのでしょう。
だんだん母が、幼児になっていきます。