今回の高速バスの事故について、2009年12月2日に記事にしていました。
大丈夫?機内荷物と高速バス
私が貸切のドライバーをしていたことがあり、ずさんな管理の中で運行しているのが実体です。
以前記事にしているのでご覧頂きたいのですが、補足して書き加えましょう。
安全な運行をしているのは大手のバス会社でしょう。
何故かと申しますと、労働組合がありますから社員の労働時間については厳しく労使交渉の中でしっかりと取り決めがあります。
労働基準法に則り乗務員は守られています。
しかし、中小企業にはまともな組合活動は無く、会社に背けばいつでも辞めて下さい!と云わんばかりです。
就職したい人はいくらでもいるからです。
社員の数は車両数の120%必要だったと記憶しております。
つまり10台あれば12人のドライバーが必要です。
しかし、バスは毎日100%稼動している分けではありませんから余分な社員を雇うわけにはいかないのです。
国交省に登録が必要ですから、アルバイトをしてくれる人の名前も登録しているのです。
運行管理簿は、法に触れないように二重帳簿になっています。
ニュースを見れば600km~700kmとか話していますが、一日1000kmを走ったドライバーもいます。
ワンマンですよ!
ヒヤットしたことがあるドライバーは98%と報道していましたが、つまり限りなく100%に近いのです。
2%はプロの意地で自分も・・・・といえなかったのでしょう。
運転しているのは、人間です。そこをお忘れなく! 誰でも眠くなるのです。
規制緩和でバスを買えれば誰でもバス会社を作れるようになりました。
タクシーもそうですが、それで価格競争が発生してしまったのです。
ツアー物はガイド無しでオフであれば一日5万です。 シーズンで7万ですかね?
燃料と人件費で利益が無くなります。
それと、給与の計算方法も違います。中小企業は月給制です。
つまり、いくら走っても、遅くなってももらえる給料は同じです。
しかし、大手は距離に対して賃金が加算されます。勿論時間外も付くでしょう。
最近は厳しくなっているので低い単価になっているのでしょうが?
そうすれば、残業がないのですから、早く帰って休みたいのです。=スピードUPに繋がります。
とても危険ですよね。
バス協のルールでお客様を受けたり終了したりする場所は、例えば宮城のバスの場合受けるか終了する地域は片方が宮城県内でなければ行けません。
つまり仙台の空港でお客様を受けて青森で夜にお客様を降ろした場合、バスは回送で帰ってきます。
しかし、予算が無いので一般道を帰って来るよう指示があります。
車庫に帰るのが、深夜0時でも、明日お客様を受けるので掃除をしますと一人の場合2時間でガイドさんが居れば車中を掃除してくれるので一時間位で終了します。
家に帰宅する時間は2時半頃になります。それから風呂やご飯を食べ寝ます。
翌日は配車の関係で出勤が5時などの早朝です。
どう考えても2時間も寝れないことがあります。
お客様はそんなこと知りませんからね。
今回の様な例は、休憩中にドライバーが仮眠できるかが問題です。
私なんかは眠れないので帰りの夜行が辛かったです。
眠くなると、ガムを取る力も無いのです。
これからは、労働環境を良くして安全に運行できることを願うばかりです。
安全なバス会社は私の感じではJRバスや路線の許可を持っている大手の会社に限ります。
免許を取ったばかりのドライバーがうじゃうじゃ居ることを忘れないように・・・
きっと今回の運転手はアルバイトだと思います。
信頼できるバス会社を選ぶのは命を預けるお客様なのです。
長くなりました・・・
今日はメーデーですね。
メーデーとは今から128年前にシカゴを中心に8時間労働制要求のストライキを行ったのが起源となっています。
本日泊明けでしたので参加しました。 目的は昼からの親睦会みたいな呑み会です。
昼から酒盛り
二次会はカラオケへ・・・女性は0人 男ばかりの世界です。
明日はブロ友さんとオフ会なので三次会はパス明日も呑み会デ~ス。
大丈夫?機内荷物と高速バス
私が貸切のドライバーをしていたことがあり、ずさんな管理の中で運行しているのが実体です。
以前記事にしているのでご覧頂きたいのですが、補足して書き加えましょう。
安全な運行をしているのは大手のバス会社でしょう。
何故かと申しますと、労働組合がありますから社員の労働時間については厳しく労使交渉の中でしっかりと取り決めがあります。
労働基準法に則り乗務員は守られています。
しかし、中小企業にはまともな組合活動は無く、会社に背けばいつでも辞めて下さい!と云わんばかりです。
就職したい人はいくらでもいるからです。
社員の数は車両数の120%必要だったと記憶しております。
つまり10台あれば12人のドライバーが必要です。
しかし、バスは毎日100%稼動している分けではありませんから余分な社員を雇うわけにはいかないのです。
国交省に登録が必要ですから、アルバイトをしてくれる人の名前も登録しているのです。
運行管理簿は、法に触れないように二重帳簿になっています。
ニュースを見れば600km~700kmとか話していますが、一日1000kmを走ったドライバーもいます。
ワンマンですよ!
ヒヤットしたことがあるドライバーは98%と報道していましたが、つまり限りなく100%に近いのです。
2%はプロの意地で自分も・・・・といえなかったのでしょう。
運転しているのは、人間です。そこをお忘れなく! 誰でも眠くなるのです。
規制緩和でバスを買えれば誰でもバス会社を作れるようになりました。
タクシーもそうですが、それで価格競争が発生してしまったのです。
ツアー物はガイド無しでオフであれば一日5万です。 シーズンで7万ですかね?
燃料と人件費で利益が無くなります。
それと、給与の計算方法も違います。中小企業は月給制です。
つまり、いくら走っても、遅くなってももらえる給料は同じです。
しかし、大手は距離に対して賃金が加算されます。勿論時間外も付くでしょう。
最近は厳しくなっているので低い単価になっているのでしょうが?
そうすれば、残業がないのですから、早く帰って休みたいのです。=スピードUPに繋がります。
とても危険ですよね。
バス協のルールでお客様を受けたり終了したりする場所は、例えば宮城のバスの場合受けるか終了する地域は片方が宮城県内でなければ行けません。
つまり仙台の空港でお客様を受けて青森で夜にお客様を降ろした場合、バスは回送で帰ってきます。
しかし、予算が無いので一般道を帰って来るよう指示があります。
車庫に帰るのが、深夜0時でも、明日お客様を受けるので掃除をしますと一人の場合2時間でガイドさんが居れば車中を掃除してくれるので一時間位で終了します。
家に帰宅する時間は2時半頃になります。それから風呂やご飯を食べ寝ます。
翌日は配車の関係で出勤が5時などの早朝です。
どう考えても2時間も寝れないことがあります。
お客様はそんなこと知りませんからね。
今回の様な例は、休憩中にドライバーが仮眠できるかが問題です。
私なんかは眠れないので帰りの夜行が辛かったです。
眠くなると、ガムを取る力も無いのです。
これからは、労働環境を良くして安全に運行できることを願うばかりです。
安全なバス会社は私の感じではJRバスや路線の許可を持っている大手の会社に限ります。
免許を取ったばかりのドライバーがうじゃうじゃ居ることを忘れないように・・・
きっと今回の運転手はアルバイトだと思います。
信頼できるバス会社を選ぶのは命を預けるお客様なのです。
長くなりました・・・
今日はメーデーですね。
メーデーとは今から128年前にシカゴを中心に8時間労働制要求のストライキを行ったのが起源となっています。
本日泊明けでしたので参加しました。 目的は昼からの親睦会みたいな呑み会です。
昼から酒盛り
二次会はカラオケへ・・・女性は0人 男ばかりの世界です。
明日はブロ友さんとオフ会なので三次会はパス明日も呑み会デ~ス。
安全面は完全無視ですね
規制緩和自体はいいかもしれないけど
ちゃんとした
決まりが必要ですね
個人の会社はヤバイですよ。
今回の会社は点呼簿も無いのですからね。
今やアルコール検知器で確認の点呼は当たり前なのです。
寝れないからと休憩中にアルコールを飲む人もいます。
最悪ですよ。
私も眠気には勝てませんので、ドライバーには向きません。眠たくなったら直ぐ道端に車を寄せて寝ます。駐車場を探す時間も危ないからです。
金銭面もありますが、高速道路をできるだけ利用しないのも眠気がさして、次のサービスエリアまで我慢できるか難しいからです。
でも今回の事故は無くならないでしょうね。会社側も十分な利益が出ていれば、社員に無理強いはしないでしょうし、無理強いしなければ会社は続かない。規制付けたら、多くの旅行会社は潰れると思います。コンビニだって最低賃金を1000円にしたら、大半が潰れますしね。
全ては不況のせいだと思います。出来ることとしたら、安全面に配慮している分、コストがかかることを客に理解させ、金額を納得させるしか出立ては無いと思います。
話は変わりますが、18歳の頃に午前1時20分に起床、新聞をインターチェンジの駐車場まで取りに行き(家業が新聞販売業でした)、1時間のチラシ入れ、4時間の新聞配達をこなしてから、250のバイクに跨り、高速を使わず一般道で東京の武道館まで、バリーマニロウのコンサートに道に迷い迷い、日帰り??で行ったことがありました。
コンサートが終わったのが午後9時過ぎ。そしてまたバイクで一般道を仙台まで戻り、帰ってまた4時間の配達をこなしました。トータルで900キロ近く走りました。
当時は景気が良かったですが、我が家業は典型的に3Kで、超人手不足で無理をしたものです。今なら死にます。
私は特定路線(送迎)や貸切りのバスの運転手していますが、早朝から夜遅くまでの勤務で報酬は1日6000円です。
当然、暮らしていけるわけはないので片手間にバイトや思いきって転職…など考えます。
しかし、バス会社も悪知恵働かせます。
前日の昼まで絶対に翌日の予定は乗務員には公表しません。つまり、他に予定は入れるな!
という事です。『今日はちょっと都合が悪いので』なんて言えば、即クビです。
乗務員は全員アルバイトなので簡単なわけです。
月、10万稼げない人もいます。
働いているのに生活保護費より安い。なんて愚痴ればやはりクビです。
これで誇りを持って乗客の命を守りながら胸を張って運転しろなど無理な話です。
案の定、同僚が昨年12月に高速で死亡事故を起こしました。かなりニュースになりましたが…
でも、会社はやり方を変えません。何故なら国や警察や行政などが面倒くさがって相手にしないのを解っているからだと思います。
国やマスコミも今回7人もの方が一度に亡くなってやっと少しだけ問題視するようになりましたが、バス業界の実態が報道されてるのは氷山の一角にすぎません。
そんなバス業界や旅行会社の我が儘に毎年何人もの罪のない方々が命を奪われているのも事実です。
(蛇足)こんなことを公にぶちまけるにはどうしたらいいのか教えていただける方はいませんか?すみません、これは運転手の悩みなんですが…ちなみに労監も過去の配車表や乗務員達のタイムカードなどを揃えていかないとダメそうです。
ウチの会社は全員アルバイト運転手なのに、架空の社員作りだして事務員がストローくわえてフーフー、パソコンいじりながらアルコール検査してデタラメな書類作成してるくらいゴマカシには徹底しています。
どうしたらいいのか分かりません。許せないです。
大型車で事故を起こせば巻き込まれた方はそれは悲惨な姿で亡くなります。
そんな事故を一件でも無くせればと思います。
マウスピースみたいなものを銜えて寝て下さい。
不況・・・製造業を国外に持っていったのが最大の原因だと思っています。
消費者が安いものを求めるから・・・となるのでしょうが。職場があれば働けます。働ければ一定の収入がある各税金も国に入るでしょうし、年金問題の解決の糸口も見えるでしょう。
所得があれば結婚もできます。
結婚が出来れば小子化もストップするのです。
此のくらいのことが何故高学歴の政治がわからないのか?
泊り勤務ですから新聞配達の人に朝会います。
何十年も変らない新聞配達・・・電子化に押されると考えていますが、やはり私は紙の本や新聞じゃないとだめですね。次世代は変わっていくのでしょう。
命を預かる仕事なのに安すぎますね。
以前辞めた社員が労働時間の問題で訴えましたが、会社のダメージはありませんでしたね。
マスコミがもっともっと突っ込んで欲しいのですがね。
アルバイトは弱い立場です。会社側は最低ですね。
お気持ち察します。
私も今まで事故らなかったのは偶然です。
気をつけて運転してくださいね。
求人情報にはつねにアンテナを張ってしっかりと雇用してくれる会社を探しましょう。
私はバスをやめてから肩こりも治り、やっと人間らしい生活を取り戻すことが出来ました。
近年はカメラを持ってカミさん乗せて、昔観光した場所を少しづつ回っています。
ドライブはプロから趣味になりました。
バスは休憩したくても休めないし、決まった時間まで到着しなくてはいけないし、道を間違えられないし。苦労の連続でした。
だから、バスツアーには安くても参加しません。
内容を知っていますからね。
コメントありがとうございました。