エスカレーターにルール？

出張族なのだろうか？

６０代前後の男性が三人エレベーターに乗り合わせた…
荷物を持っていてスーツの上にコートを羽織っている、それに言葉は関西弁だから、どこから見ても出張にしか見えない。

「仙台は右か？デパートは左で地下鉄は右？おかしな話やな～」

どうもエスカレーターに掴まる手（つまり並ぶ側）を言ってるようだ。

「東京は……大阪は……名古屋は……」いかにも自分はマナーを知ってるような言いいぶりだ。

一見どごにもあるようなマナーやルールのように感じてしまう。
数年前までは、自分も普通に思っていた。

大間違いだ！

そもそも、そんなルールを誰が考えどこが推奨しているのだろう。？

この現象は、エスカレーターを歩きたい人（つまり急いでいる人）の為に譲ってあげている行為です。
良かれとしているのだろうが、本当にそれでいいのだろうか？

例えば、右側に全員並んでいたとしよう。
その真ん中におばぁちゃんが一人だけ左側に掴まっていました。
当然エスカレーターを歩行している人は、邪魔そうに「右に立てよ！」と言わんばかりに睨み付けて追い越していくのです。

実はおばぁちゃんは、右手が不自由で仕方なく左手で掴まっていたのです。

それでも、あなたは右に並べと言えますか？

左右に二人ずつ乗れば、片側に並ぶより２倍早くなるのです。

エスカレーターは歩行禁止なのです。

だからどちらにも並ぶことが無くしっかりと掴まっていて欲しいのです


こんな事例があります。

学生さんが、ベルトに掴まり立って乗っていました。
エスカレーターを歩行しながら上っていた男性の肩がわずかに振れたのです。
勿論悪気があった分けでもなく、防犯ビデオを見てもかすった程度です。
しかし学生さんはバランスを崩し転倒、怪我は「胸部圧迫骨折」でした。

次はあなたが加害者か、または、被害者になるかもしれませんよ。

ルールは右に立つことでも左に立つことでもありません。

歩行禁止であることを忘れないで下さい。

また、地震や何かの衝撃で安全装置が働き急に停止する場合があります。

そんな時、自分を守るのは自分ですよ。


過去には、酔客が転びエスカレーターのステップのギザギザに顔を擦りつけ顔中血だらけにして強引に帰って行った酔っ払いもいました。

また、エレベーターに回るのが嫌で「面倒くさいし疲れる～」と言いなからベビーカーをエスカレーターで降ろす、ヤンママ
これは凄く危険です。

赤ちゃんの命と自分がちょっと遠回りするのと天秤にかけたらどちらが重いかわかりますよね。

この時はヤンママでしたが熟年のおかぁさんだって同じです。

勿論そんな人ばかりではありませんか、今日出くわした、出張オヤジに腹が立ってこんな記事を書きました。