仕事帰りに駅ビルの地下で買い物をしたら、レジで後ろにいた女性の孫らしい女の子がメロンを持っていた。
あみあみのクッション材の中の網目メロンはそれなりにお高そう。
落とさないでね、と胸のうちで思った。
買ったものを袋に詰めていたら、女の子の弟らしい幼稚園くらいの男の子が節をつけて体をゆらしている。
ンメロン、ンメロン、ンメロン。
メロンはどこ?と。
喜びの、メロンダンス。
原始の踊り。
あー、おばさんそんなに言われたら、いくらでも買ってあげたくなっちゃうなあ。
いいもの見ちゃった。
ますます希少になっていくチイサイコドモというものに、私はいつか縁のある者として出会うだろうか。
その頃私たちの住む社会は、笑いながらメロンを買い求めることができるようなあり方をしているだろうか。
あみあみのクッション材の中の網目メロンはそれなりにお高そう。
落とさないでね、と胸のうちで思った。
買ったものを袋に詰めていたら、女の子の弟らしい幼稚園くらいの男の子が節をつけて体をゆらしている。
ンメロン、ンメロン、ンメロン。
メロンはどこ?と。
喜びの、メロンダンス。
原始の踊り。
あー、おばさんそんなに言われたら、いくらでも買ってあげたくなっちゃうなあ。
いいもの見ちゃった。
ますます希少になっていくチイサイコドモというものに、私はいつか縁のある者として出会うだろうか。
その頃私たちの住む社会は、笑いながらメロンを買い求めることができるようなあり方をしているだろうか。

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