日向で猫と

ほんとはやることあるのに日向で猫と遊んでいたら、髪をぐしぐし噛まれた。

猫って口がくさいんだよね。

「くさ！」って言って

あ、悪いかなと

「いや、いい意味でね」

我ながら

いい意味でくさいって

何が言いたいのか

相手は猫だし。

昨日と違う日

変なことを言います。

また感じが変わったんだけど、言葉にしてみたら

「家にいるのにリラックスしている」

（家にいるのにって！！）

はて、肩から落ちた重荷はなんだったんだろう。
カクテイシンコクか、自分の勇気のなさか。

何かが腑に落ちて、ここにいていい、という感じが深まっている。

そうか

内側から細かいつっかい棒を外すようなことを、ずっとしているのかな。

思い込みとか過去の遺産とか。

玉子を並べて比べるように昨日と同じにしか見えない今日だけど、少しずつ、そして時には大きく違う。

面白いなあ。

空へ

一歩も外に出られなかった子や、電車に一人で乗れなかった子、食べることや寝ることもできなかった子、日のあるうちには起きられなかった子が、明るい空を飛ぶ季節がやってきました。

（自分の子だけじゃなくてね）

（まだ飛べない子もきっと、いつか）

深い暗いところからここまで一緒に登ってくる過程がどんなに大変だったとしても、スイスイと飛ぶ君たちを見上げる私は全部忘れてしまいました。

なんて自由なんだろう。

まぶしい。

散歩

とてもいい天気だったから、洗濯物を干して娘を送ったそのまま散歩に出た。

お化粧はリップクリーム、以上。
服装は限りなく、部屋着。
ま、いいか。

足の向く方向へ。
今日はなんだか海辺には行きたくないみたい。
山を越えて海を見下ろす。

うまく足についていければ、頭がはっとした時には散歩は終わっている。
体はとても満ち足りている。

最後にコーヒーでしあわせな一休み。

咲きはじめた花のようなあなたに

若く優秀な仕事仲間から、どうしたらいいのですかと質問された。

私の助言など必要ないですよと伝えたけれど、せっかく問いかけてくれたのだから何かひとつ手土産に。

あなたはとてもいい目を持っているから、先入観なしでまずはよく見たらいいですよ。

たくさん勉強して、でもその勉強したことを元に見るのではなく、見たことを元に学んだことの是非を判断するくらい、よくよく見たらいい。

言語的に表現される何倍も何十倍も世界は豊かだから。

心から応援しています。