Praha

日々、楽しんで...

使命と魂のリミット

2010-05-21 | 
東野圭吾著

帝都大学病院の心臓血管外科に勤務する研修医の
氷室夕紀。
父の健介を大動脈瘤の手術で亡くしている。
そして、その手術をした教授を疑っている。

恋人を大手自動車メーカーの欠陥車による事故の
まきぞいで殺されてしまった直井穣冶。
そのメーカーの社長の大動脈瘤の手術が帝都大学病院の
心臓血管外科で行う事を知り復讐に。

この二つの事が絡み合い、捜査する刑事との関わり、
また夕紀の父との関わり・・・
教授と父との関わり・・・

「人間は生まれながらにして使命を与えられている」
と言っていた父の言葉がキーワードに。

最近読んだ東野圭吾の作品の中で、私はこの作品が
一番好きだなと思いました。
SEとしての東野圭吾の病院爆破の
システムの格好良さ(私には分からない用語がいっぱい出てきたけれど)
なんだかワクワクしながら読んでいた。


コメント
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