Praha

日々、楽しんで...

田園発港行き自転車

2018-08-10 | 

宮本 輝 著

富山から東京に出てきて働いていた脇田千春は一年半で会社を辞め、富山へ帰った。

絵本作家の賀川真帆の父は、15年前滑川の駅前で急死した。
実は、父は宮崎へゴルフに出かけていたはず。
東京で仕事をし、京都にある出版社へ通いながら、父は何故富山にいたのか考える真帆。

父がいつか話してくれた愛本橋とは、黒部川の上流にある愛本橋の事か。そこから見た夜の風景はゴッホの「星月夜」と同じなのか。
京都の鞄屋で父の鞄と同じ物を見つけ、修理を依頼した時見つけた伝票の滑川市の住所と女の人の名前。
人と人がどんどん繋がってきます。

忙しくなるお盆休みの前に読み終える事ができました。
何より富山に行きたくなりました。

ゴッホの「星月夜」という絵も検索してみました。




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