青が散る
2012-05-08 | 本
宮本 輝 著
昔、石黒賢主演のテレビドラマで少し観ていた様な・・・
大学生がサークルでテニスを一生懸命していて・・・
そんな記憶しかありませんでした。
青春小説かと思い、借りるのを躊躇していました。
確かに物語は、主人公燎平が大学の入学手続きに行き、
そこで美しく魅力的な夏子に出会うところから始まります。
でも、20代の頃の心の描写が深く書かれていて、借りて良かった。
読んで良かった。
テニスに明け暮れる日々、インカレを目指しての練習、大学の教授との心の繋がり・・・
やっぱり、宮本輝の文は読み心地が良い。