歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

経営改革について

2017-07-26 09:03:28 | 日記
幕末期、幕府は尊皇攘夷(天皇を尊重し、外国人を排斥する)を掲げた。
この幕府の布告を理由に、長州藩は外国船を片っ端から砲撃した。
被害を受けたアメリカ・フランス・イギリス・オランダの4か国は、復讐をすることで合意した。

このことを知った高杉晋作は、藩主である毛利敬親(たかちか)に進言した。
「平和な時代に慣れてしまった武士たちは、役に立ちません。
農庶民から成る軍を編成すべきです。」

かくして歴史に名高い奇兵隊が結成された。
「奇兵」とは、「正規兵」ではないという意味だ。
藩は、町人、農民階級からの志願兵に対し、苗字と帯刀を許し、士装することを許可したのだ。

「奇兵隊などという下郎の集まりができると、古来からの武家の法が崩れる」
という反対意見もあった。
「非常の時には非常の士が必要です。身分高い武士は死を惜しみます。
死を惜しむ者を配置したところで、戦場では役立ちません」

高杉の進言により結成された奇兵隊は、4か国連合艦隊との交戦で勇戦した。
圧倒的な火力の差にも関わらず、よく戦った。
その後奇兵隊は、討幕に向け、歴史の表舞台に出ることとなる。

これは、現代の経営にも通じる。
旧来からのシステム、習わし、慣習に、こだわり続けてないだろうか。

皆さんの会社は、順調そうで何よりです。
それは皆さんが、古くからの仕組みにとらわれることなく、革新し続けてらっしゃるからでしょう。


4月に雇用保険料率が変更になりました。
9月には、厚生年金保険料が改正予定です。
毎年数回、必ず改正される労働法令の改正に、対応できてますか。

建設業の方へ
28年6月から、「解体工事業」の業種が分離・独立しました。
「とび土工」の資格で、解体工事をすることはできなくなります。

ご質問は、遠慮なく。


~中小企業の法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
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